新年度や新生活が始まると、「貯金しよう!」「節約しよう!」と決意する人は多いはず。しかし、1か月過ぎてみると、お金が貯まらないどころか、逆に減っている気がする…なんて人も少なくないでしょう。
ケチとは思われたくないけれど、なにかと出費が増えがちなゴールデンウィークを乗り越えたら、節約に本気になりたいところですよね。
■女性は節約志向
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「節約についての調査」を実施しました。
全体では、61.6%もの人が「節約を意識して行動をしている」と回答。半数を超える人たちは、今日も買い物をしながら悩んでいるのです。
性別・年代別では、20〜50代で男性よりも女性が多くなっています。
2017年度の非正規雇用の割合は、男性31.8%。一方で、女性は62.6%、倍近くの差がある辺りも、原因のひとつでしょう。
「派遣社員で先が不安定なので、無駄な出費は控えるようにしています。会社にお弁当や水筒を持っていくなど、簡単なことだけですが…」(20代・女性)
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■結婚でお小遣い制になり…
節約をあまり考えていないのは、自由になるお金が比較的多い人たちです。
「独身なので、給料はすべて自由に使えます。高収入でなくても、節約を意識せずにやっていけるんです。
ただ僕は浪費家なので、貯金はなかなか貯まりませんが…」(20代・男性)
しかし、男性も結婚をすると、一気に節約を意識するようです。
「お小遣い制なので、自分で使えるお金なんてしれています。そんな生活だと、嫌でも節約ばかり考えてしまうんです。バイトをしていた学生時代は、今よりもっとお金を持っていましたよ」(30代・男性)
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■女性は家のお金を管理
20代女性だけで見ると、結婚をしている人の7割近くが節約をしています。
女性が財布のひもを握る家庭は、まだまだ多いのです。
「夫がまだ若いため、収入がいいほうではありません。子供がもう少し大きくなれば私も働くつもりですが、それまではがんばって節約して乗り切るしかないですね」(20代・女性)
「スーパーの特売品でできるメニューを考えたり100円ショップのものでDIYをしたりして、最近は節約を考えるのが楽しくなってきました」(20代・女性)
同じ節約なら、ひもじい思いでなく、楽しみながらしたいものですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック 参考/統計局ホームページ)