信号のない横断歩道で車が一時停止しない理由に「歩行者優先じゃ…」
免許取得以降、忘れてしまいがちな交通ルール。普段の何気ない運転がマナー違反になっているかもしれません。
気温が暖かくなってきて、外を散歩したり、サイクリングしたりする機会も増えてきます。春からの新生活で、普段使っていなかった道から通う人も少なくないでしょう。
そんなときに気になるのは、車の交通マナー。歩行者優先が原則のため、横断歩道に歩行者がいる場合、車は一時停止を行わなければなりません。しかし、信号のない横断歩道を渡ろうとしても、車がなかなか止まってくれない経験ってありますよね。
そこで、fumumu取材班が、信号のない横断歩道で一時停止しない理由について、ドライバーに話を聞きました。
①後続車に追突されるのが怖い
「以前、信号のない横断歩道で車を止めた時、後続車に追突されそうになって怖い思いをしました。信号が赤になった時にしか車を止めないドライバーもいるので、怖いんですよね。
以来、信号のない横断歩道では車を止めないように、逆に気をつけています」(20代・女性)
余裕を持って車を止めれば、追突される恐れはなさそうですね。
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②対向車が停車しないなら意味がないから
「自分が車を止めたとしても対向車が停車しなければ横断歩道を渡ることはできないので、車を止める意味がないと思っています。
しかも、もし自分が車を止めたことで歩行者が横断歩道を渡った時、対向車が停車しなかった場合は事故になるかもしれませんよね。下手に車を止めるのは、逆に危ないのではないでしょうか」(20代・女性)
どちらか一方の車が止まっていれば、対向車も止まるでしょう。
③渡るつもりがあるのかわからない
「横断歩道の前でスマホを見ている人は、横断歩道を渡るつもりがあるのかわからないので、無視します。
たまたまスマホを見るために止まった場所が、横断歩道の前…ということもあるのではないでしょうか」(20代・女性)
歩行者としては、車が止まってくれないため、時間を持て余してスマホを手にしてしまうこともありますよね。横断したい場合は、ドライバーを見たり、手を挙げたりするなど、ジェスチャーすることが必要です。もちろん、歩きスマホはもってのほかですね。
車を運転するときには、歩行者に道を譲ったり、同じような振る舞いをしないように気をつけたいものです。また、歩行者としても、横断する意思をしっかりアピールして、お互い気持ちよく交通マナーを守りたいですね。
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(文/fumumu編集部・志都)