親しい人ほど不向き? 悩みを相談されるのが苦手な理由
相談を持ち掛ける相手によっては、全く問題の解決にならないのはもちろん、相手を困らせるだけのこともあるようです。
新年度になり、一週間が過ぎたところ、新生活に心を躍らせている人がいる一方で、慣れないことや初めてのことに戸惑い、悩みを抱えている人も多いでしょう。
しかし、困った時に相談する相手は、慎重に選んだ方がいいかもしれません。悩みを相談されることに苦手意識を持っている人は、意外と多いようですfumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①親しいからこそ逆に本当のことを言えない
「友だちから『彼氏が浮気しているみたい』と、相談を受けました。でも、そもそも自尊感情が低く、なかなか嫌と言えない性格の友だち。
『もっと自分に自信を持つべき』とか『そんな彼氏とは別れちゃいなよ』と内心思ってはいますが、そう言ったら友だちが傷付くことも想像できるので…親しいからこそ、逆に本当のことを言えない時もあります」(20代・女性)
関連記事:意中の男性にさりげなく「彼氏ナシ」をアピールするスマートな方法
②責任転嫁されるのが怖い
「以前、友だちの恋愛相談に乗った時のことです。『年収が低い彼氏とは別れるべきかな?』と聞かれたので、『そう思ってるなら別れた方がいいと思う』と、賛同したことがありました。
ところが、友だちにフラれた男性はその後独立し、以前より収入がアップしたみたいで。暫く経った後、『あの時、別れた方がいいって言うから別れたのに…人生間違った』と、友だちから責められて…。以来、友だちの相談事には一切関わらないようにしています」(20代・女性)
関連記事:彼氏の悩みを相談した相手のことが好きに…後悔した3つのパターン
③時間と労力が無駄
「『彼氏からDVを受けて困っている』と、友だちから相談されました。何とか力になれないものかと、親身になって話を聞いていたのですが…『でも、本当は優しい人だから嫌いになりきれないんだよね』と、友だち。
『ただ聞いて欲しかっただけなのね…』と思ったら、時間と労力を無駄にしたように感じ、どっと疲れました」(20代・女性)
■悩みを相談されるのは苦手?
編集部が全国の20~60代の男女1,361名を対象に、人に悩みを相談されるのが苦手が調査を実施しました。結果、39.1%が苦手と回答しています。
「問題が複雑だったり大きかったりするほど、相談されると困る」と、思っている人も。
本気で問題を解決したいと思っているのなら、身近な人に相談するよりも、専門家を訪ねた方がいいのかもしれませんね。
・合わせて読みたい→恋に恋してるってどういう状況? 理解した大人たちに聞いてみた
(文/fumumu編集部・志都)