マツコ、ママ友は「学校制度みたい」 仲良くせざるを得ない人と“友達”の違い
ママ友は「連れションしてる女子高生と変わらない」とマツコさん。男女問わず友達を作ることの大変さについて語りました。
10日放送の『5時に夢中!』(TOKKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんが出演。
将来、孤独を引き起こさないための「友達づくり」について私見を述べ、反響を呼んでいます。
■男性のほうが友達づくりが下手?
同日の放送では、今年5月に出版された翻訳本『男はなぜ孤独死するのか』から、「男性に友達ができない理由」を3つ挙げた記事を紹介。
その内容は、男性は「対人スキルを学習しないまま大人になる」 「自立を重んじ、プライドが高く人の手を借りるのが苦手」 「家族や友人よりも仕事、地位、お金を優先する」というもの。
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■大人の“友達づくり”の難しさ
これに株式トレーダーの若林史江さんが、子供の保育園での出来事を振り返り「ママたちのほうがコミュニケーション能力が高い」 「割合的には、男性のほうが気を許してくれない感じはする」とコメント。
するとマツコさんは「元々、そういう能力が男性のほうが低いっていうのもあるんだろうけど」とした上で、「でも男の人って、ついこの間までは働いているだけだったわけじゃん。それで急に仕事が定年になって、家にいてってなったときに、友達がいるわけないわよね」と指摘します。
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■ママ友は「学校制度みたいなもん」
マツコさんは続けて、「ママ友は、あれは“友”って付いてるけど、本当は友じゃないじゃん。あれ、連れションしてる女子高生と変わらないわけじゃん。集団行動なわけじゃん。決まったグループっていうのがそこにあるわけじゃん。それが用意されている所と、全くフリーのところで友達作るって意味が違うよね」とコメント。
「学校制度みたいなもんじゃん、ママ友って。それで考えると、女性もそういうコミュニティがない状態で、一匹狼でその辺で友達作れってなったら、意外とみんな大変な
気がするんだよね」とも私見を述べました。
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■学校の同級生=友達とは限らない
この問題に、フリーアナウンサーの大島由香里さんが「この要因3つを読んでいると、私のことを言われている気がして…」 「対人スキルがなくて、人の手を借りられなくて…」と切り出すと、「でも、皆そんなもんだと思うよ」とマツコさん。
「女性のほうがママ友だったり、昔だったら、ご近所のおばちゃんたちと井戸端会議みたいなのをしてた訳じゃん。それって友達といえば友達だけど、学校の同級生たちと変わらないよね。“隣にいて仲良くせざるを得ない人”」とも続けます。
マツコさんは改めて「それを“友達”ってカウントすれば女性のほうがスゴいんだと思うけど、男も女もみんな、友達を作るのって大変だと思うよ」と語り、スタジオからは感心する声が溢れました。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)