新生活、最初は「変な人」と思われるくらいがいい 千秋の“持論”がさすがだった…
新しい環境で、心の平穏を保つための千秋さんのマイルール。誰にでもできることではないけれど、共演者たちも感心。
10日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、新しい環境で心が疲弊してしまう様々な問題について、精神科医のアドバイスを交えて議論を展開。
そのなかで、タレントの千秋さんが学生時代に編み出した「心が楽でいられる処世術」を明かしました。
■新しい環境で、無理して疲弊してしまう
新年度になってから1ヶ月が経ち、新しい環境で、周りにいい顔をしなきゃと無理をして疲弊してしまう人が増えるこの時期。
誰もが一度は経験しているであろうこの問題に、千秋さんは「高校生のときに発案したんですけど、ハードルは、最初めちゃくちゃ低くするほうが生きやすい。クラス替えとかしたときに、みんな“良い人”みたいにするけど、超普通にするの」と明かします。
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■ハードルを下げれば「心の平穏が保てる」
「あの人なんか変な人! みたいに最初思われているぐらいのほうが、3月に卒業する頃には『千秋ちゃんめっちゃ良い人!』みたいになって。(スタートが低いと)上がるしかないから」と千秋さん。
こうすることで、「自分の心の平穏は保てるというか。好かれようとして好かれなかったらショックだけど、別に最初から好かれようとしてないから、『1人友達ができれば良いな』ぐらいでいると、2人できたら、3人できたらって自分も嬉しい」。
「周りからも『あの人、変な人だと思ったら普通だった』っていうだけ」だとも話しました。
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■設楽を支えた「チョロQ理論」
これに、司会のバナナマン・設楽統さんは「千秋さんは、冷静でちょっと俯瞰的な視点があるから」と誰にでもできることではないと指摘。
一方で自身も、近所に同級生が少なかったため、「友達がまず、1人か2人しかクラスにいない」状況だった中学と高校時代を振り返ります。
「はじめは、友達が全然いないししゃべれなかったけど、自分の中で作った『チョロQ理論』というのがあって。一旦引いておこう。で、こう(クラス全体の人となりを)見ておいて、ビューンとイケるようにっていう発想をしてたんです」と千秋さんと同じように自分なりの解決策で心を保っていたそう。
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■マイルールを作って自分を保つ
千秋さんと設楽さんのエピソードに、番組に出演した精神科医の藤野智哉先生も、「誰のためにどこまで頑張れるか、マイルールを作ってみる」ことは大切だと解説。
自分のなかで「どこまでなら頑張れるか、自分を保てるように『残業は2時間まで』などルールを決めてしまう」と良いそうで、お笑いタレントのカンニング竹山さんも「めちゃくちゃ頑張ってる、無理して頑張ってる人って、いずれ必ずパンクするからね」とつぶやいていました。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)