橋下徹、コンビニ3人死傷事件の逮捕映像に私見 「この事案だったら銃を…」
コンビニエンスストアに刃物を持った男が現れ、3人を刺して1人が死亡する事件が起こり警察は殺人事件として捜査中。
26日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、札幌市のコンビニエンスストアで店員3人が刃物で襲われ1人が死亡した事件を報道。
容疑者と思われる男が逮捕される瞬間の映像を見た弁護士の橋下徹さんは、警察官に敬意を表するとともに「銃の使用」の是非について言及しました。
■激しく抵抗する男を警棒で制圧
25日午前7時頃、北海道・札幌市のコンビニエンスストアに刃物を持った男が現れ、店員3人を刺す事件が起こりました。
刺された傷により40代の男性が死亡しており、50代の女性と60歳の男性もけがを負った状態。かけつけた警察は近隣に住む43歳・無職の男を逮捕しており、殺人事件として捜査を進めています。
暴れる男を数人がかりで取り押さえようとする警察の様子は映像に残されており、激しく抵抗する男を警棒で制圧する様子が確認できます。
関連記事:大島由香里、長野立てこもり事件で岩井志麻子に質問… 「回答」が注目集める
■3人死傷も「2人を刺した」と証言か
目撃者によると、現場に倒れた人には「包丁が刺さりっぱなし」になっていたとのことで、肩で息をしている状態で搬送されたとのことです。
警察は事件に使われたと見られる包丁を複数押収しており、「金を要求するような言葉はなく、レジを荒らした様子もなかった」と伝えられています。
容疑者は「殺そうとしたことに間違いはありません」と容疑を認め「2人を刺した」とも話しており、警察は動機や計画性についても追求する方針です。
関連記事:クリーニング店での強盗事件 武井壮が治安悪化を憂慮「当たり前みたいに…」
■橋下「強盗目的なのか恨みなのか」
司会の谷原章介さんは、「レジを荒らした形跡はないということで、一体動機がなんなのか本当に分からないですね」という疑問も。
橋下さんは、これから捜査によって明らかになるだろうとしながら「コンビニ強盗で、強盗目的であればだいたい深夜帯、午後10時から明け方の5時かそれくらい人があんまりいないときに狙ってくることが多いんですけれど…」と過去の事例を紹介。
今回は午前7時頃ということで「これから人が増えてくる時間ということもあり、ちょっと強盗目的なのか恨みなのかわからないところはありますよね」とコメントしています。
関連記事:マンション強盗“返り討ち”で死亡 尾木ママ 「日本で起きてる事件だと思えない」
■銃使用の是非についても言及
さらに橋下さんは、制圧した警察官たちに対しても、「今回敬意を表したいのが、この映像を見ても(犯人が)刃物を持っているにもかかわらず警棒での攻撃の仕方っていうのが本当に必要最小限で…」、身体への打撃を最小限にしつつ抑え込んだ手腕に感服。
刃物を持ち暴れる成人男性を抑え込む苦労に思いを馳せ、「僕は警察の方に…この事案だったら銃を使ってもいいと思うんですけれども、まだ社会がそこまで許容するかですよ」と、銃の使用もやむを得ないという意見も。
続けて「警察官の命がかかっているので、なんでもかんでも『銃を使うな』ということではない議論が必要ですよね」と持論をのべています。
・合わせて読みたい→クリーニング店での強盗事件 武井壮が治安悪化を憂慮「当たり前みたいに…」
(文/fumumu編集部・星子)