谷原章介、ビックモーター初の逮捕者で疑問も 「顧客の車を故意に傷つけ…」

「ビッグモーター」社員の男が街路樹の伐採を指示したとして逮捕。谷原章介さんは今後の警察の動きについても言及。

谷原章介

31日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、中古車販売大手「ビッグモーター」社員の男が逮捕されたことを報道。

男は店舗の前の街路樹の伐採を指示したとみられていますが、司会の谷原章介さんは今回の逮捕とはまた別の「顧客の車を傷つけた」とされる問題についても言及しています。



■「環境整備の鬼」という異名

報道によると逮捕されたのは、各店舗を巡回して点検する環境整備推進委員の男。川崎店前に植えられていたツツジ6本の伐採を指示したとみられています。

同番組によると、この男には「環境整備の鬼」という異名が付いていたとのこと。去年7月以降に相次いで発覚したビッグモーターの街路樹問題で、初の逮捕者となりました。

容疑は、店舗前の街路樹6本を伐採した器物破損の疑い。同番組では昨年7月に川崎店前を取材しており、ツツジが6株切られていることを確認しています。



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■他の店舗では除草剤がまかれたことも

問題の店舗は街路樹が消えたことで店舗や商品などがよく見えるようになっているようですが、現在は新たに植樹が行われたとのこと。

他の店舗では除草剤がまかれたケースなどもあり、当時社長は会見で「本社が指示するようなことはなく各店舗の判断に任せている」と主張していました。

しかし今回の逮捕を受けて「本件を真摯に受け止めるとともに、警察の捜査に全面的に協力して参ります。お客様をはじめ関係者の皆様に多大なご心配をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」という見解を発表しました。



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■本社ぐるみの器物損壊の可能性

谷原さんは「若狭さんこのタイミングでも逮捕をどう思われますか?」と、弁護士の若狭勝さんに質問。

若狭さんは「少なくとも警察は今回の逮捕容疑者だけではなく、もっと組織的、本社ぐるみの器物損壊をひき起こしていたのではないかという見立てのもとで、かなり慎重に時間をかけて証拠集めをしてきているのでは…」と予想。

続けて、「去年の秋に捜索をしたと思うんですがその時に得られた証拠についても、きちんと分析した上で今回逮捕に至っていると思います」と考察しています。



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■顧客の車を故意に傷つけた問題は?

谷原さんは、「今回街路樹じゃないですか、でもそもそもビッグモーターの問題というのは顧客の車を故意に傷つけていた、保険金を搾取していたという側面もあったじゃないですか?」と指摘。

若狭さんは「まずは分かりやすい、捕らえやすい器物損壊というところに捜査の手が入ったというのは確かだと思うんです」「場合によっては本体の、詐欺とかなんとかいうところにまで、捜査が展開する可能性はあると思います」と分析していました。

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(文/fumumu編集部・星子

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