大地震の夜、ロッチ中岡の「とっさの行動」に反響 つらいとき約5割が“救われた”経験
元旦の夜、ロッチ・中岡創一さんが取った行動に「芸人さんは凄い仕事」と反響。じつは少なくない人がツラい時こそ“笑い”を求めている。
1日午後4時頃、能登半島を襲った最大震度7の地震と津波。北陸の被災地では現在も懸命な救助活動が続いています。
大きな余震が続き、テレビやスマホから繰り返し警報音が鳴り響いた元旦の夜、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一さんの行動が多くの反響を呼びました。
■不安な夜に投稿された“ほのぼの動画”
地震発生当日は大津波警報も発表され、テレビ番組だけでなく、動画の公開を控えるユーチューバーや配信者らも多く見受けられました。
そうしたなか、中岡さんは日付が変わった2日午前2時頃に、自身のX(旧・ツイッター)を更新。
「眠れない人がいるでしょう これで気がまぎれる人なんてほんの一部だと思いますが しょうもない動画よければどうぞ こんなもんしかありませんでした」と、自身がスタジオジブリ作品『崖の上のポニョ』のポニョに扮し、歌を歌うほのぼの動画を公開しました。
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■「芸人さんは凄い仕事」と反響呼ぶ
この中岡さんの行動には様々な意見があるものの、「こういうときお笑いは大事」「ロッチ中岡さんみたいな、こういうの大切だと思います」「今こういう動きをしてくれる人は貴重だと思う。ロッチ中岡やはり好きだな」と多くの反響が。
なかには、人を笑顔にする“芸人”の仕事について「お笑い芸人の力を存分に発揮する中岡さんは、芸人の鑑だ」「こういう芸人さんがいてくれるのは全員でなくても一部の人は救いになる。芸人さんは凄い仕事だ」といった声もつぶやかれました。
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■約5割、つらいとき「娯楽に救われた」
ちなみに、fumumu編集部が以前全国の10代~60代の男女800名を対象に「自然災害」に関する意識調査を実施した際、全体で52.0%の人が「災害などの有事のとき、娯楽に心を救われた経験がある」と回答。
決して少なくない人が、つらいときこそ“エンタメ”に心を救われた経験があることが分かります。
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■「自粛避けて」被災経験者らの声
またインターネット上には、2011年3月の東日本大震災での経験を踏まえ、このような声も多数。
「福島で3.11の地震に遭遇した者の1人として切に願うこと。テレビや番組の自粛は極力避けて欲しい」「エンタメを届ける人らは出来るならこういう時に笑いを届けて欲しい」「3.11の時は残酷な映像に加えて、ノイローゼになるくらいぽぽぽぽーん流れててしんどかったから、暗い気持ちになるのは、なしだ!」。
様々な意見があると思いますが、悲しみと不安が続くなか、ほんの一瞬でも笑顔を取り戻すことができる健全な娯楽は、災害時に求められるものの一つなのかもしれません。
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