嫌なところだけに目を向けず…　約5割がやっている「苦手な人」への対処法

「会社の先輩はなにかときつい言いかたをするので、ずっと苦手意識を持っています。ただ一緒に仕事をするので嫌いではいけないと思い、いい部分に目を向けようと頑張ったこともあるのですが…。

先輩は仕事に真面目など、いい部分ももちろんあります。しかしすっかりと私のなかには苦手な気持ちが広がっているせいか、いいところよりも嫌なほうに目が向いてしまって…。

結局のところは、今でも先輩のことは苦手なままなんです」（20代・女性）

「上司は嫌みのようなことを頻繁に言ってくるので、一緒にいて疲れてしまいます。それでも仕事をしていかなければいけないのがつらいので、友達にそのことを愚痴っていました。

すると友達から、『その上司に、いい部分はないの？』と聞かれたんです。私は必死で探してみましたが、残念ながら上司のいい部分がまったくわからなくて…。

あまりにも嫌なところに目がいきすぎて、もはやいい部分が見えなくなっているのでしょうね」（20代・女性）

「仕事にあまりやる気がなく、適当にこなしている先輩にイライラすることも多くあったんです。ただ仕事に対する考えかたは人それぞれだと思うので、『マイペースでおおらかな人』だと捉えるようにしていました。

しかしその先輩は自分が仕事に追われているときに、後輩に当たっているところを見てしまって…。それを見て、『おおらかな人』との評価も変わってしまいました。

今はその先輩のいい部分は、わからなくなっています」（20代・女性）