約3割の人が感じている　「ショート動画」に慣れたことで起きている弊害とは

「TikTokやYouTubeのショート動画に慣れてきたせいか、長い動画を観るのが面倒になってきている自分がいます。映画などはもちろんなのですが、15分くらいのYouTube動画でさえも長く思えて…。

テレビ番組の多くは、1時間くらいやるのが普通ですよね。最近はあまりテレビを観ていませんが、おそらく今の私にはずっと観続けるのは無理な気がします。

ただ個人的には、あまりよい傾向ではないと思っているんです」（20代・女性）

「YouTubeにおすすめで出てきた動画が、興味を惹くタイトルだったので観てみたんです。しかし観ているうちにだんだんと、『長い』と思って途中で観るのをやめてしまいました。

動画の長さは20分くらいだったので、それほど長いものではありません。おそらく長く感じたのは、思っていたほどに内容がおもしろいとは思えなかったからでしょう。

おもしろいものであれば、何時間でも観ていられますからね」（20代・女性）

「友達の結婚式の動画をみんなで観ていたのですが、正直言ってだんだんと苦痛になってきたんです。その友達のことは大好きですし、心の底から結婚をお祝いしています。

ただ結婚式の動画はほとんど編集がなく、ダラダラと撮りっぱなしの状態で…。さすがにそんな動画だと、いくら好きな人の大切な場面であっても退屈になってしまいます。

編集の作業は、とても重要だと再確認しましたね」（20代・女性）