「愛憎」本当は何と読む? じつは約4人に1人が“誤読した経験アリ”と判明…

学生時代など、うっかり読み間違えてしまった経験がある人は少なくないようです。

愛憎

いまは正しい読みかたを知っているけれど、一時期まで読みかたやその意味を勘違いしていた…という言葉はありませんか?

漫画やドラマなどでも目にする「愛憎」も、そんな言葉の一つのようです。



■およそ2割、愛憎を「あいにく」と誤読

fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「愛憎」の読みかたに関する意識調査を実施。

その結果、全体で24.1%の人が「愛憎」を「あいにく」と読み間違えた経験があると回答しました。

愛憎調査

読み間違えた経験がある人を男女別に見ると、女性23.1%に対して男性は25.3%と男性のほうが僅かながら高い割合に。



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■正しくは「あいぞう」今なら分かるけど…

なお、「愛憎」の正しい読みかたは「あいぞう」。読んで字の如く「愛することと憎むこと」という意味です。

恐らく多くの人は正しい読みかたを知ってはいるものの、学生時代などに「あいにく?」とうっかり読み間違えてしまった経験がある状況がうかがえます。

インターネット上では、「割と最近まで愛憎劇をあいにくげき、って読んでた」という人や、「今日の天気は、愛憎(あいにく)の雨、でして」と、諸々勘違いしてしまったエピソードをつぶやくユーザーも、チラホラと見受けられました。



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■かわいさ余って憎さが百倍

しかしながら、「愛する」と「憎む」という正反対の感情が一体になるとは、どういう状況なのかと改めて考えてしまいます。

「かわいさ余って憎さが100倍」ということわざもあり、かわいがっている・愛おしく思っているものに対して、その度合が強ければ強いほど、何かのきっかけで一度嫌いになると、その憎しみの深さも並のものではなくなるという意味。

恋愛においても、その人に対して嫉妬心など複雑な感情が入り混じったりするもので、人間の感情というのは、なかなかひと言で言い表せないようなときもありますよね。

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■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年01月19日~2022年01月21日 調査対象:全国10代~60代男女800名 (有効回答数)

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