静岡市で竜巻が発生し瓦が散乱 家庭でできる対策は「カーテンを洗濯バサミで…」
静岡市駿河区西脇付近で大規模な竜巻が発生か。横転した車に乗っていた50代の男性が救急搬送される事態に。
15日の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)では、同日に静岡市駿河区西脇付近で竜巻が発生した速報を放送。
車が横転して建物の屋根が飛ぶなどの被害が報告されており、番組内では気象予報士による「竜巻発生時の対策」についても解説されました。
■静岡市内で竜巻と思われる突風が
この日は、司会の宮根誠司さんが休暇中ということで、澤口実歩アナウンサーと西山耕平アナウンサーが代役として登場。
冒頭から、15日午前11時頃に静岡市内で竜巻と思われる突風が発生したことを伝え、静岡からの中継も。
現場は静岡駅から南に3キロほど離れた西脇。番組では店名が描かれた看板が飛ばされた量販店などの映像も放送され、木片や民家から飛ばされた瓦も散乱した風景が、風力の強さを物語っています。
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■車が横転して救急搬送される人も
大規模な商業施設の駐車場では、突風によって複数台の車が巻き込まれて横転。ガラスやヘッドライトがつぶれ大変な被害が出ており、運転していた50代の男性が負傷。
報道によると、男性は病院に搬送されましたが、軽症とのこと。番組の取材に応じた人からは、「50年の間にこれだけ強い風は吹いたのは初めてだ」という声も。
静岡市によると、竜巻発生時はおよそ2,170戸が停電していたようですが、順次復旧しており午後1時半には480戸に。住民は口々に「竜巻発生時に地震、地鳴りのような揺れを感じた」と証言しているそうです。
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■竜巻は台風以上に風が強くなることも
気象予報士・蓬莱大介さんによると、静岡県付近では、台風が発生した8月、9月に最も竜巻が起きやすいそう。
台風7号の影響で15日現在も、静岡県、山梨県、長野県、鳥取県、岡山県に竜巻注意報が出ているとのことです。
台風の中心は近畿地方ですが、離れた地域でも積乱雲による竜巻などの突風が発生する可能性もあるようで、場合によっては台風以上に風が強くなることもあると注意喚起しています。
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■「絶対に近づかない」ことがマスト
蓬莱さんによると、目の前で竜巻が発生した時は「絶対に近づかない」ことが最も大切。頑丈な建物に避難して、窓から離れたところで待機することを心がけるべきとのことです。
また、風によって窓ガラスが割れて飛び散ることを防ぐために、カーテンの真ん中を洗濯バサミで留めることも推奨しています。
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(文/fumumu編集部・星子)