「水のがぶ飲み」で体調不良になる危険も… 警視庁が注意呼びかけ
水分補給は大切だけれど、「がぶ飲み」は要注意。警視庁が改めて呼びかけています。
全国各地で厳しい暑さが続くなか、8日に警視庁警備部災害対策課の公式ツイッター(現・X)が、水分補給について改めて注意喚起し、注目を集めています。
■「水のがぶ飲み」が危険な理由
同日、「『水中毒』をご存知ですか? 喉が渇いたからといって、水をがぶ飲みするのは危険です」と切り出した同アカウント。
これは決して水分補給自体が危険なのではなく、注意が必要なのは「一度に大量の水を摂取する」こと。
同アカウントは「発汗で塩分が失われた体に一気に大量の水を摂取すると、血液が薄まり体内の塩分バランスが崩れて体調不良を引き起こすことがあります」と説明しています。
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■体内の塩分バランスも意識して
こうした水中毒と呼ばれる状態を防ぐため、同アカウントの“中の人”は「自分好みの自家製経口補水液でこまめな水分・塩分補給」を心がけているといいます。
投稿に添付されている画像では、その自家製経口補水液の作りかたも説明されており、「冷水2カップ、塩3つまみ、はちみつ小さじ2、レモン汁小さじ2」を、500mlペットボトルに入れ、よく振るだけで完成。
はちみつやレモン汁が入っているので飲みやすそうですね! なお保存はきかないため、作ったらその日のうちに飲み切る必要があるそう。
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■「気をつけます!」多くのユーザーが反応
この投稿には、「コレは注意が必要やね」「気を付けます!」「いつもがぶ飲みしちゃうから気をつけなきゃ」と多くのユーザーが反応。
水のがぶ飲みが危険であることは、様々なところで注意が呼びかけられてきましたが、記録的な猛暑とあって、改めて意識した人も少なくないよう。
なかには「水がダメじゃなくて、水だけじゃなくて塩分も摂れよって意味だから、間違って覚えないでね」と呼びかけるユーザーも見受けられました。
まだまだ厳しい暑さが続く予報となっており、水分補給をする際には注意していきたいですね。
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