夏に酸味がほしくなる人は約半数 「これなら食欲がなくても食べられそう…」
ポン酢に梅干し、柑橘類…夏になると酸っぱいものが食べたくなるのはなぜでしょう。
こうも暑い日が続くと、疲れて食欲が落ちてしまいがち。そんなとき、酸味のあるさっぱりとしたものが食べたくなるという人は多いのではないでしょうか。
■暑い季節には酸っぱいものが食べたくなる
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で50.6%の人が「暑い季節には酸っぱいものが食べたくなる」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は39.6%、女性は61.4%と女性のほうが高い割合が目立ちました。
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■酸味があると食欲がなくても食べられる
編集部が話を聞いた40代の女性は、「暑くなるとどうしても食欲が落ちてしまうのですが、酸味があるとほかのものよりも食べられる気がします」と話してくれました。
普段の料理でも、お酢を使って中華風のサラダにしたり、肉や魚も柑橘系でさっぱりさせたりといった工夫をして、食べられずに夏バテしてしまわないように気をつけていいるといいます。
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■“疲労回復”が期待できる「クエン酸」
酸っぱいものが食べたいと感じるときは、もしかしたら疲れが溜まっているのかもしれません。
一般的に、酸味を感じる食物にはクエン酸や酢酸が含まれているそうですが、大正製薬のHPによると、クエン酸には疲労回復が期待できるのだそう。
脂肪や乳酸を分解しエネルギーに変換する、生きるために必要なエネルギーを作る仕組みをクエン酸サイクルと言うそうですが、クエン酸はその中心的な役割を担う成分です。
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■運動の前に摂るのが効果的
クエン酸には、疲れて体内に溜まった乳酸を分解し、新陳代謝を助ける働きや、ミネラル成分を吸収しやすくし、疲労物質を蓄積しにくくする作用などがあり、これによって、疲労回復効果が得られるといいます。
同HPによると、クエン酸は運動の前に摂るのがより良いのだそう。普段から柑橘類や梅干しなどのクエン酸を含む食品を食べるように心掛け、元気にこの夏の暑さを乗り切りたいですね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)