『27時間テレビ』ワイプの映像が「アンガ田中だけ」になった裏事情 本人が明かす
「FNS逃走中」に見届け人として出演したアンガールズ・田中卓志さん。思いがけない批判があったそうです。
27日配信の『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン』(ニッポン放送 PODCAST STATION)にて、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志さんが、『FNS27時間テレビ 鬼笑い祭(以下、27時間テレビ)』(フジテレビ系)出演時の、切ない裏事情を明かしました。
■「FNS逃走中」のスタジオで…
22日~23日にかけて放送された『27時間テレビ』。田中さんはそのなかでの「FNS逃走中」のスタジオ内での出来事を振り返ります。
メインMCのお笑いコンビ・千鳥(大悟さん・ノブさん)、かまいたち(山内健司さん・濱家隆一さん)、ダイアン(津田篤宏さん・ユースケさん)とともに、田中さんも見届人としてスタジオから観覧。
出ずっぱりのMC6人を「『逃走中』で軽く休ませたい」という意向から、CMが明けるたびにモノマネ芸人と入れ替わるという演出が取り入れられたそう。
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■「リアクション控えめに」との指示
最終的には「俺以外影武者で『逃走中』見る」という状況になったという田中さん。スタジオの様子は度々ワイプで抜かれるため、音声は常に拾われてしまう状態だったそう。
出演したモノマネ芸人のなかには特番が初めてだった人も。そのなかで、津田さんのモノマネをしたお笑いコンビ・THIS IS パンの岡下雅典さんが、自身がワイプで抜かれるたびに「なんでー? ゴイゴイスー」と声を出し、濱家さんを演じていた、No.ナオトさんも同じように一生懸命モノマネをしながら喋っていたそう。
しかし10分程すると、スタッフからカンペで「モノマネの人、リアクション抑えめにしてください」と指示が…。
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■最終的には「俺がずっと1人で」
その指示にモノマネ芸人たちは最初は従っていたものの、その後も懲りずにネタを続けた人も。すると今度は「もう喋らずに」とのカンペを出される始末に。
さすがにその後は一度静かになるも、不意にNo.ナオトさんがまた濱家さんの口調で言葉を発し、CM中にディレクターがやってくる事態になったといいます。
ディレクターいわく「『モノマネの人がうるさい』ってことで、ネットでそういうコメントが大量」とのこと。CMが明けてからは、ワイプでモノマネ芸人たちが抜かれることはなくなり、「俺がずっと1人で。ワイプの映像田中だけ。俺1人で『逃走中』見てる番組みたいになった」と、田中さんは心苦しい状況を振り返りました。
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■影武者たちに「頑張ろう」とエール
制作側も良かれと思って企画した演出だったものの、思った以上にSNS等での批判が相次いだため軌道修正したという形だったよう。
モノマネ芸人たちに同情しつつ、「これは誰も悪くない」と田中さん。尚、モノマネ芸人たちの出演が終わったときには「今度『27時間テレビ』出るときは、いつでも喋っていい感じになって出られるように頑張ろう」と声をかけたといいます。
この裏事情に、リスナーからは「あ〜、それで田中さんのワイプばかり見れたのか。笑」「27時間テレビの裏話が楽しい。モノマネ影武者芸人さんの扱いが哀しい」「一声かける田中さん、優しすぎる」などの声があがっています。
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(文/fumumu編集部・宮崎 みやび)