ryuchellさん、自分に対して語っていた「一生の課題」 訃報に悲しみの声
急逝したryuchellさん。自分自身に対して語っていた言葉が重く残ります。
12日、タレントのryuchellさん(享年27)が、都内のマンションの一室で倒れているのが発見され、まもなく死亡が確認されたことが報じられました。
あまりにも早いショッキングな訃報に、悲しむ声が止みません。
【動画】ブレイク当時8年前の自分へ語りかけるryuchellさん
■先月の動画では「いま楽しいので、幸せ」
ryuchellさんは先月3日に自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、くるくるの金髪にヘアバンド、ちぇるちぇるランド出身の「りゅうちぇる」としてブレイクした、当時“8年前の自分”に対して、こんなことを語っていました。
動画は、お笑いコンビ・すしまるのあきぞうさんが、ブレイク当時のりゅうちぇるさんに扮し、現在のryuchellさんと対談するという内容。
8年前のりゅうちぇるさんから「変わったことありますか?」と聞かれた際、ryuchellさんは「全てが変わりました」としつつも、8年前と比べると「いま楽しいので、幸せ」と話していました。
関連記事:ryuchell「生きることもツラくなってきたり…」 “新しい家族の形”発表後の心境明かす
■期待に応え続ける自分に「大丈夫?」
対談のなかで、ryuchellさんは8年前のりゅうちぇるさんに「質問していい?」と切り出すと、「大丈夫?」とひと言。続けて、「いま忙しいから寝れてないんじゃない?」と暗に当時を振り返ります。
突然のブレイクで一気にメディア露出が激増したryuchellさんは、周囲の期待に応えようと奮闘するも食レポに苦労したこと、“カンペ”が何かも教えられないまま本番を迎え、怒られたこともあったことなどが、明かされていきます。
関連記事:ryuchell、カミングアウトした高校時代を回顧 母に言われた言葉を明かし涙
■自分に対して語った「一生の課題」
動画の最後では、改めて8年前のりゅうちぇるさんに対して“伝えたいこと”を訊かれたryuchellさん。
「2つあって…」と切り出すと、自分自身に対して次の言葉を語っていました。
「自分を大事にしてね。一生の課題だと思う。この人生、ryuchellって」
伝えたいことのもう1つは「口座を増やして」というもの。「いま1つしかないでしょ、琉球銀行でしょ? 手数料、ここ(東京)で下ろすとヤバいから!」と話し、その場の笑いを誘っていたryuchellさん。
訃報に際して、インターネット上では「嘘だといって」「何があったの…」と、事実を受け入れられないでいる様子の人々も多く見受けられます。
【いのちの電話相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル:0570(783)556 受付時間:午前10時~午後10時
フリーダイヤル:0120(783)556 受付時間:毎日午後4時~同9時/毎月10日:午前8時~翌日午前8時
- 1
- 2