山本耕史は自意識のスペシャリスト　隙を見せない目ヂカラと口：顔相鑑定（214）

顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は俳優の山本耕史さん。6月22日からNetflixで配信中のドラマ『離婚しようよ』に出演。TBSの制作で、宮藤官九郎さんと大石静さんの脚本によるホームコメディです。

「気持ちは冷めきっているが、それぞれの事情ですぐには離婚できない一組の夫婦」が、一致団結して「離婚」という揺るぎない目標に向かっていくストーリー。

主演の松坂桃李さんが、女性にだらしなく知性の足りない温室育ちの三世議員・東海林大志役を演じ、山本さんは歌と話が上手い東海林の対立議員候補・想田豪を演じています。

■射るような強い眼差し

特徴的なのはなんといっても「目ヂカラ」です。目に力を込めるのがクセになっているのか、真顔でも目の前の存在を射るような強い眼差しが印象的。「鋭い視線」とも違う独特な目をしています。

目ヂカラが強い人の目の形は、上がり気味であることが多いのですが、山本耕史さんはタレ目をしているのも顔の個性を際立たせています。

そして、自意識過剰なほどに整えた上がり眉によって「目ヂカラ」がより強くなっています。

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■タレ目とストレートの上がり眉

タレ目の人は協調性があり、周囲の人と助け合いながら課題に取り組んでいこうという傾向が強く、チームワークを大事にします。

一方、上がり眉の人は、積極性と我の強さがあり、上昇志向がとても強い野心家であることを表します。山本耕史さんは目に力を入れることで意識して眉を上げているとも言え、目標達成意欲の高い人と判断できます。

また、真っ直ぐな形をした「ストレート眉」の人は、肝が据わっていて大胆に行動するタイプです。

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■歯を見せた笑顔が極端に少ない

パーツの配置的には平均型の美形の配置だけど、この眉頭を寄せて眉尻を上げた眉によってパーツが中央に寄った内型の配置に見えます。ストイックでこだわりが強い性格が見事に眉に表れているのです。

「強い目ヂカラ」「意識的に内側に寄った眉」に特徴がある山本耕史さん。もう1つ大きな特徴があることを発見しました。それは、歯を見せた笑顔が極端に少ない件です。

悪役や怖い役を演じることの多い俳優さんならまだわかるのですが、笑顔の時もほとんどが口を閉じたままです。

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■家族にだけ見せる別の顔

おそらく常に戦闘態勢で、気持ちが引き締まっていることの表れだと思います。だから目元は常に睨んでいる風にも見えて威圧感すら漂わせ、口元は「アルカイックスマイル」とも違う口角だけを上げた感じが多いです。

この口元が笑顔にも見えるし、わざと緊張感を漂わせているようにも見えます。竹中直人さんがコメディアン時代に“笑いながら怒る人”というネタをやっていましたが、山本耕史さんは笑っているのか怒っているのか分かりにくい顔なのです。

そんな山本さんも、堀北真希さんと2人のお子さんの前では「俳優・山本耕史の顔」とは別の、家族にだけ見せる「夫・父・山本耕史の顔」があるのでしょうね。

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（文／fumumu編集部・池袋絵意知）

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