「笑顔を見ると癒やされる」 3割以上が職場や学校に“アレ”を持ち込んでいた…
いまや、5人に1人がやっているという「推し活」。豊かな毎日を過ごす原動力になっているという人も。
スマホの待受やキーホルダー、手帳にはさんだ笑顔の写真…。日常のさまざまなシーンで「推し」に活力を貰っている人は少なくないことが、編集部の調査で分かりました。
■推しグッズを学校や職場に持参
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で33.8%の人が「学校や職場に推しの写真やグッズを持ち込んだ経験がある」と回答。
なお男女別に見ると、男性は19.3%、女性は47.9%という結果に。
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■推しの姿にやる気満々
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「会社のパソコンのデスクトップに大好きなアーティストの画像を設定しています。見るたびに癒やされて、やる気が出ます」と話していました。
デスクに推しの卓上カレンダーを置いているという20代の女性も、「月が変わるたびに新しい推しの写真が迎えてくれるので、気分も一新、頑張るぞという気になります」と元気をもらっているそう。
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■流行語にもの「推し活」
2021年には流行語大賞にノミネートされ、昨年3月には、日本トレンドリサーチがおよそ5人に1人が「推し活」をしているという調査データを発表し、話題になりました。
日常だけでは味わえないトキメキや癒やしが得られたり、自分磨きのきっかけになったりと、毎日を豊かに過ごす原動力になっているようです。
中には、積極的にイベントやライブに参加するために、職場にオープンにしているという人も。推し活のために有給を取ることがあるという30代の女性は、日頃から熱心に推し活をしている姿を見せることで、「今度ライブがあるらしいね。行くんでしょ?」などと声を掛けてもらえるようになったと言います。
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■自分に合った楽しみ方で
イベントやライブなどで現地に足を運べないという人も、SNS上でファン同士の交流を楽しんだり、動画や音源を聴いて盛り上がったり、雑誌や写真集、グッズなどを買い集めたりと、それぞれに合ったカタチで楽しんでいるようです。
忙しい毎日のなかに、大好きな「推し」に癒やされ、元気をもらえる瞬間があるというのは、心にも体にも良い刺激なのかもしれませんね。まだ推し活をしたことがないという人にも、もしかしたら、この先に素敵な出会いが待っているかも…。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)