博多大吉、自作の短歌を俵万智が絶賛 「金曜の朝一番に思うのは…」
『あさイチ』に俵万智さんが登場。博多華丸・大吉の2人もスタジオで短歌を作り……。
26日、朝の情報番組『あさイチ』（NHK）に、 歌人の俵万智さんが出演。
司会の博多華丸・大吉の2人と、同局の鈴木奈穂子アナウンサーも生放送で短歌に挑戦し、注目を集めています。
■『サラダ記念日』の俵万智が生出演
連続テレビ小説『舞いあがれ』（NHK）の影響もあってか、短歌を詠むことが流行している昨今。
歌集『サラダ記念日』（河出文庫）の大ベストセラーでも知られ、昭和の短歌ブームを牽引した俵さんは、いま若い世代とともに新たな短歌の魅力を探っているとのことです。
同番組では「金曜の朝一番に思うのは」という俵さんが考えた上の句を提示し、視聴者から「7文字7文字」の「付け句」を募集。
俵さんも「今日の朝何を考えたかな？ ということを思い浮かべて送っていただけたらうれしいです」と、笑顔でアナウンスしました。
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■大吉「月火水木僕何してた？」
スタジオの3人も、俵さんの上の句に「付け句」を添えた短歌を作ることになり、博多大吉さんは「金曜の朝一番に思うのは 月火水木僕何してた？」という句を披露。
作品の意図として、「最近記憶がどんどんなくなっているんですよ」「火曜日のあさイチなにしてました？ てパッて言われたときに、『何やったっけ？』てなるんすよ」と述べ、「あっという間に過ぎていく一週間」を表したと説明しています。
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■大吉の短歌は「背景が伝わってくる」
そんな大吉さんに対し俵さんは、「すばらしい。それを『あっという間に過ぎていく』とか『最近記憶力が』とか言わずに、『月火水木今僕何してた？』ていう具体的なことで今おっしゃったような背景が伝わってくるんですよ」と分析。
さらに「すごいいいと思う。しかもその金曜の金を活かしているわけですから。すごいうまい付けだと思う」と手を叩いて絶賛しており、大吉さんは「はい。ありがとうございます。よしよし、がんばれたよかった」と恐縮しながら呟いていました。
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■華丸は「今日ホークス試合あったっけ？」
相方の博多華丸さんは、「金曜の朝一番に思うのは 今日ホークス試合あったっけ？」「金曜の朝一番に思うのは 13日の？ 違う良かった」という個性的な句を発表。
鈴木アナウンサーは「金曜の朝一番に思うのは 明日の今ごろゴロゴロEテレ」と「子供との休日」を連想させる句を詠み、いずれも俵さんから高評価を引き出していました。
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（文／fumumu編集部・星子）