あの、音楽業界に”競う場が欲しい”と熱弁 「紅白歌合戦、ぬるいわ」
あのが自身のラジオで「競う場が欲しい」と本音。「熱気で勝敗が出るのはライブだと思う」と熱く語った。
24日、アーティストのあのさんがパーソナリティを務める『あののオールナイトニッポン0』で、音楽業界に「競える場所が欲しい」と熱く語りました。
■THE SECONDを絶賛
20日に開催された、結成16年以上の漫才師を対象にした新たなお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント』(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・ギャロップが初代王者に輝きました。
あのさんは、『THE SECOND』がおもしろかったと絶賛したうえで、「新しいスターが生まれる大会が生まれたっぽいね。芸人ずっと大会やってるなぁ。大会人生じゃん。しんど。芸人さんどうなんだろう。すり減るって聞くけどね」と、芸人が生涯大会尽くしであることに触れます。
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■アーティストが目指す大会がほしい
「アーティストって目指すべき大会みたいなのがないかもなって。順位が出るものはないの。だから、ちょっと競えるもの羨ましいよ。命削ってるかもだけど」と羨望の眼差しを向けます。
あのさんは、「オリコンとかサブスクランキングとか。データみたいなのしかないから、それってまた違うと思うんだよね。心動くかって面では。流行りとかもあるからさ。いいなって」と現状を振り返りました。
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■ライブで勝敗を決めたいあの
「だからさ、Mステバトル制度にしよう! Mステさ、ノックアウト形式にしない? 『THE SECOND』みたいにリングみたいなステージにしてさ。挑戦者とチャンピオンが歌って。よくない?」と人気音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に提案。
つづけて、「その日の調子にもよるし、お客さんとの相性もあったりとか、熱気で勝敗が出るのってなまもの、ライブだと思うんですよ。やらないのはどうかと思います!」と熱弁しました。
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■紅白歌合戦は「ぬるい」
あのさんは「それが一番じゃない。順位だけじゃなくてフェスみたいに一体となる熱気もあるけど、そういうものがあってもいいのかな」と、大会だけが重要と考えているわけではないことを伝えながらも「アーティスト同士でもたまに、『芸人さんみたいに競える大会いいよね』って話すの。結構アーティストはやりたいかもしれない」「そういう大会が世に出るきっかけになるかもしれない。希望、夢があるなあって」との考えを述べました。
最後には、「紅白歌合戦もっと戦おう。ぬるいわ。合戦っていうんだからもっと戦わなきゃ。紅と白どっちが勝つか忘れてるところがある。最後の最後に白が勝ちって言われてもいつも『なんで?』ってなる。大泉洋、目を覚ませ!」と『紅白歌合戦』(NHK)まで話を持ち出し、熱く語りました。
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(文/fumumu編集部・青羽 青海)