「イチゴーでカラダ売るなんて信じられない」 交際クラブ嬢から見た『立ちんぼ』とは
“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えします。
“交際クラブ”の運営会社で面接官の経験があるパパ活ウォッチャー・cocoが「パパ活の裏側」をお伝えする連載コラム。
交際クラブに所属していると、いわゆる”大人のお付き合い”1回で、最低でも3万円、中央値5万円、高値の場合は7、8万円を手にすることができると言われています。
今回は、そんなパパ活女子に、最近問題になっている、大久保公園などに居る『立ちんぼ』について、どう思っているか聞いてみました。
※公衆の場で売春相手を探して立ち続けるという客待ち行為『立ちんぼ』は、犯罪(罰則)ではないものの同法第5条第3号で禁止されており、法定刑は6ヶ月以下の懲役又は1万円以下の罰金と定められています。
また、取り締まりを行っている自治体の場合、条例違反にあたります。
■フリーの売春婦
「立ちんぼって1回1万円とか2万円でカラダを売ってるんでしょ? イチゴーが平均で、安いと1万円以下とか聞いたことある。交際クラブに入れば最低でも3万円以上もらえるのに、イチゴーでカラダ売るなんて信じられない。
私は昼の仕事もしてて、交際クラブに登録する時、自分で交渉しなきゃいけないから“これってフリーの売春婦?”なんて思ったけど、実際はクラブに所属してるから、厳密に言えばフリーっていうわけでもない。
でも、お手当は丸々自分でもらえるし、クラブに半分取られるとかもないから、交際クラブは風俗店に勤務するのとフリーの売春婦の中間なのかなって思ってる」。(都内交際クラブ所属・30歳・Rさん)
最近では、ネット記事はもちろん、YouTubeやTikTokなどの動画サイトでも目にする機会が増えた『立ちんぼ』。『立ちんぼ』とは、いわゆる街娼のことで、公衆の場に立ち、売春相手を探して待ちます。
東京では、新宿区歌舞伎町の大久保公園あたり(『ハイジア前』と呼ばれることも)が有名で、他にも上野や池袋、錦糸町、鶯谷のラブホテル街にもいると言われています。新宿エリア以外は外国人や熟女が多く、大久保公園は比較的若くて可愛い日本人女性が立っているということで珍しいと一躍有名になりました。
「交際クラブに入れば単価上げられるのに、どうしてわざわざ、そんな値段で公衆の面前に顔を晒して立つのか不思議」とRさんは首をかしげます。
関連記事:27歳グラビアアイドル、「パパ活」のために交際クラブに登録したワケ
■スペックは総額3万円レベル?
「風俗店でのお給料が折半だったとしたら、1万5000円手にするには、総額3万円レベルのお店で働かなきゃいけないってことでしょ? ソープだと70分とか90分総額2万5000円くらいの格安〜大衆ソープでもそのくらいもらえるのかな?
過激なサービスとかマットとかナシで50分1万円くらいもらえるソープもあるみたいだから、余分なサービスせずに1時間以内でサクッと1万円もらえれば御の字って感じなのかも」。(元風俗嬢・34歳・Kさん)
元風俗嬢でもあるKさんは、交際クラブ以外にも、アプリや掲示板などでパパ活相手を探しています。
「私、交際クラブ嬢は高級ソープ嬢と同じくらいのレベルなのかなって思うんですよね。高級ソープって、総額8万とか9万で女の子の取り分5万とか6万じゃないですか。雑費引かれますけど、大体そのくらい。だから、立ちんぼの子が交際クラブに来ても、オファーは入らないんじゃないかなって気もしますね」。
確かに、交際クラブは男性からのオファーがないと一円も稼げません。
「この道10年の私からすると、女性が性的魅力で稼ごうと思ったら、残酷ですけどヒエラルキーは確実に存在するわけですよ。総額3万円以下のスペックならどう頑張っても高級店には所属できないですからね」と、なかなか手厳しい意見です。
関連記事:さらば森田、“パパ活×芸能界”のウワサの真相に驚愕 「すごいね…」
■直引きだから割は良い
「立ちんぼは1回戦でいいみたいだから、30分以内で終了とかも多いんじゃないかな? そう考えたら、風俗店で70分とか90分拘束されるより、手っ取り早い感じはありますね。
男性も、本番なしで2万円かかる風俗に行くくらいなら、2万円以下で確実に本番できる方が嬉しいって人も多いでしょうし。
女性側も、風俗だとお客さん選べないけど、立ちんぼなら一応お客さんも選べるみたいだし。直引きだから店に所属するより割は良いし、男性からすると店で遊ぶより安く済む。Win-Winですよね」。
(交際クラブ所属・28歳・Mさん)
『立ちんぼ』をしている女性が、襲われた、ホテルの部屋に入った途端男性が豹変して脅されたり金品奪って逃げられた、などもニュースになっています。
『パパ活』と『立ちんぼ』。同じ「本番行為を売る」にしても、やはりフリーの街娼になるということは、いろんな意味でリスクが高い様子です。
・合わせて読みたい→さらば森田、“パパ活×芸能界”のウワサの真相に驚愕 「すごいね…」
(文/fumumu編集部・coco)