政治に対して、なにか意見を言いたくなることもあるかもしれません。しかし周囲の反応が気になるために、政治的な意見はあえて表に出さないようにしている人もいるようです。
■約7割、政治的な考えは表に出さない
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、政治的な考えは表に出さないようにしているか、調査を実施しました。
その結果、「表に出さないようにしている」と答えた人は、全体で66.5%。
fumumu取材班は女性たちに、政治的な考えを表に出さない理由について話を聞きました。
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①興味のある人が周囲にいない
「私自身も、それほど政治に関心がありません。しかしニュースを見ていると、たまに意見を言いたくなるようなこともあります。ただ私の周囲には、政治の話に興味がある人がいなくて…。
空気を読まずに政治的な話をしても、きっと浮いてしまうだけだと思います。そのために、政治にまつわるような会話はしないようにしているんです」(20代・女性)
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②反対意見が怖い
「SNSで政治的ことに意見して、反対意見を持つ人から激しい反論の返信をもらっている人を見かけます。そんなのを見ていると怖くて、自分では政治的なことを発信するのはやめておこうと思うんです。
政治的な話は、意見がぶつかりやすいものですからね。昔から、話題にしないほうがいいと言われていたものの一つです。ましてや不特定多数が見るSNSは、知らない人から反論をもらう可能性があるので…。
私は当たり障りない投稿をして、トラブルを避けています」(20代・女性)
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③気難しそうだと思われたくない
「若いうちから政治に興味を持つのは、いいことだと思っています。ただあまり政治的なことばかり話していると、『この人、気難しそう』と思われないかと不安になってしまって…。
『付き合いにくい』と思われるのも嫌なので、堅苦しい話はしないようにしています。もっと受け取る側の気持ちが変われば、気軽に政治の話もできるようになると思うのですが…」(20代・女性)
周囲の反応が気になるために、政治的な意見を言わない人が多いようです。
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(文/fumumu編集部・ニャック)