怒った時こそ文字で書く! 「ジャーナリング」がもたらすイライラ解消効果
「ジャーナリング」とは、自分自身の思考や感情を文字に起こすことを言います。
怒りを解消する方法として「アンガーマネジメント」が有名ですが、深呼吸をしたり時間を置いたりしても問題の解決にはならないため、なかなか怒りが収まらない…という人も少なくないのでは。
そんな時には、状況を客観的に見つめ直せる「ジャーナリング」が、役に立つかもしれません。
fumumu取材班が、ジャーナリングがもたらすイライラ解消効果について、経験者たちに詳しい話を聞きました。
①感情を吐き出す場ができる
「怒りが爆発してしまうのは、イライラを吐き出せないことが大きな原因だと思います。ひとりで悶々と考えていると余計に問題が大きくなり、さらにイライラがヒートアップしてしまうことも…。
ジャーナリングは、書くことで感情を外に吐き出すことができるので、イライラの解消に役立っています。
怒っている時は何もかもにイライラしがちですが、書き出してみたら案外しょうもないことで、サクッと解決しちゃうこともありますよね!」(20代・女性)
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②感情をコントロールできる
「イライラが募っているときに困るのは、自分で自分の感情をコントロールできないことだと思います。私の場合、つい感情的に反応してしまい、問題をこじらせてしまったことも…。
でもジャーナリングを始めてからは、自分が何にイライラしているのかが明確になり、それに対する具体的な解決策を考えられるようになりました。
あとは冷静に解決策を実行すればいいだけなので、自然とイライラを抑えることができます」(20代・女性)
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③思考を整理できる
「イライラしているときほど混乱し、パニックになりがち。問題の相手と言った言わないの論争にでもなったら、終わりなきストレスに苛まれることになります。
でもジャーナリングをすれば思考を整理でき、これだけでメンタルはかなり落ち着きます。
相手と面と向かって話し合っていたとしても、『自分が言ったことを忘れないようにメモさせてください』と断りを入れておけば、堂々とジャーナリングができ、武装できます」(20代・女性)
怒りが爆発しそうになったときはもちろん、イライラを溜め込まないためにも、ジャーナリングを活用できたらいいですね。
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(文/fumumu編集部・志都)