伊藤みどり、当時は「美しさがない分技術で勝負」と回顧 黒柳徹子が驚いたのは…
フィギュアスケート界のレジェンド・伊藤みどりさんが『徹子の部屋』に出演。生涯現役のパワフルな私生活を告白。
13日、黒柳徹子さん司会のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、フィギュアスケートの五輪メダリスト・伊藤みどりさんが登場。
フィギュア史に名を残す“ジャンプの申し子”と呼ばれた現役時代を振り返り、パワフルなトークにも注目が集まりました。
■「美しさがないぶん技術で勝負」と自虐
伊藤さんは、1992年アルベールビル五輪の銀メダリスト。フィギュアスケートで日本人初の五輪メダリストとなったことでも知られており、女性として初めて公式試合でトリプルアクセルを成功させたレジェンド。
シースルー素材をあしらった黒ワンピース姿の伊藤さんは、53歳とは思えないほど若々しい雰囲気。一方で徹子さんに「世界で誰もやったことのないことがおできになったんですものね」と話を振られると、「美しさがないぶん技術で勝負していました」と自虐も。
徹子さんはそんな謙遜を笑顔で受け流し、「翌年世界選手権でも成功なさった。すごいですよねぇ」と伊藤さんの実績を讃えました。
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■パワフルなスケーターだったと回想
続けて伊藤さんは「フィギュアスケートって美しい優雅なスポーツと言われていた中で、どちらかというとパワフルなスケーターだったので」と、現役時代の自身の競技スタイルを分析。
500グラム太っただけでジャンプに影響する厳しい世界だったことを明かし、「より美しさだとか優雅さだとかダイエットだとかに気をつけながらやっていました」と振り返ります。
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■「80%で成功」に驚き
小学生の頃から山田満知子コーチの家に「居候する形で」下宿していたという伊藤さん。山田コーチは「120%の練習をしないと試合ではできないよ」と常々言っていたそうですが、伊藤さんは「80%できれば、なんとかできるでしょう」という持論の持ち主。
徹子さんに「それでずっとうまくいっていましたか?」と聞かれると考え込み、「120%やっていたらきっと金メダルが取れていましたね。80%くらいだったので銀でしたけど」と、山田コーチが正しかったという見解を示します。
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■コーチに「いい加減にしなさい」と言われる
現在は結婚をして夫とともに北九州市に住んでおり、スケート教室で後進の指導にあたっている伊藤さん。
自身も元五輪選手とともに大会に出場しており、「歩くよりスケートしたほうが楽なんですよ今でも」という発言も。現在の練習VTRの中では安定した美しい滑りを見せており、山田コーチに「まだスケート滑っているの? いい加減にしなさい」と言われていることも笑いながら明かしていました。
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(文/fumumu編集部・星子)