27日、朝の情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）に、社会学者の古市憲寿さんが出演。
都心部のマンション価格の高騰について私見をのべ、自身の「結婚」の可能性に言及して注目を集めています。
■東京圏を「あんドーナツ化現象」と表現
都心部の地価が上昇傾向にある昨今。同番組では、都心部の周辺に人が集まる「ドーナツ化現象」という言葉に対し、周辺以上に中心に人が集まる東京圏を「あんドーナツ化現象」と表現。
地価の上昇の背景にあるのが「マンション価格の高騰」と説明し、不動産価格指数の表を参照。マンション価格に関して、2010年平均を100として、一昨年までの値上がり率が180.4になっているとのべています。
とりわけ足立区の綾瀬は上昇率1位となっており、タワーマンションが建設され人気が上昇し、過去に心配されていた治安も劇的に改善されるなど、地元の様子をリポートしています。
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■古市憲寿「これから結婚とかするかも」
司会の谷原章介さんは「全体に上がり基調の中、古市さん、基本賃貸派とおっしゃっていたなか、ちょっと買ってみようかな？ と思ったりします？」と、古市さんに質問。
古市さんは「いや、でもやっぱり僕の場合これから結婚とかするかもしれないじゃないですか」と将来に思いを馳せつつ、「いやまったく予定とか無いですけど…」と照れ気味に補足。
一瞬スタジオがざわつき「なに照れてんの？」という声が飛び交う中、「変わっていくかもしれないから、まだ買わなくていいかな？」と自身のスタンスを明かしています。
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■「家族って変動するから」と持論
さらに古市さんは、「やっぱりとはいえ日本って人口減少も進んでいくし、災害とかもありうるだろうし買うっていうのはまだ怖いなって思っちゃいますね」と、持論を展開。
谷原さんに「でも結婚したら買うっていうことも想定に入ってくるんですか？」と問われると、「結婚したら結婚したで子供の数とかいろいろね、家族って変動するから、あんまりそれで買うって意識は…むしろ借りたほうが合理的かな？ って思っちゃいます」と、引き続き賃貸派という意志を示しています。
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■橋下徹は少子化対策にも言及
弁護士の橋下徹さんは「ローンで縛られることもないし場所もしばられちゃうしね」と、古市さんの考えに共感も。
続けて橋下さんは、子育て世代の負担も考慮し「商業地域は資本主義のもとで自由にやればいいと思うけど、住宅地の価格は僕は政治が一定、規制しないとダメだと思いますけどね」と、少子化対策を見据えた負担軽減政策にも思いを馳せていました。
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（文／fumumu編集部・星子）