「竜ちゃんが見つけた芸人はみんな…」 寺門ジモンが上島竜兵さんの不思議な才能を明かす

『徹子の部屋』にダチョウ倶楽部・肥後克広さんと寺門ジモンさんが出演し昨年死去した上島竜兵さんとの逸話を語りました。

上島竜兵

28日、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の肥後克広さんと寺門ジモンさんが、黒柳徹子さん司会のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。

昨年亡くなった上島竜兵さんとの笑い溢れるエピソードを語り、反響を呼んでいます。



■上島竜兵さんは「非常に人間らしい」

昨年の5月に上島さんが急逝して以来、ダチョウ倶楽部としての活動を2人で行っている肥後さんと寺門さん。

徹子さんに「(上島さんは)どういう存在でした?」と問われると、肥後さんは「上島くんはですね、人間の…業の塊の人間で、それをそのまま出しつくすというか隠さないという、非常に人間らしいと言えば人間らしい、そういう人でした」とコメント。

続けて寺門さんが「逆にケチで、自分が一番いい仕事をやりたくて、欲の塊で、そこがまた後輩たちに受け入れやすかったというか…」と、忖度のない言葉で愛すべきキャラクターを評しています。



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■「愛した人は売れていく」才能の持ち主

寺門さんは、「だから竜ちゃんが見つけた後輩芸人はみんな売れていく。有吉君とか土田(晃之)君、劇団ひとりさん…みんな自分が愛した人は売れていくっていう、なんかそういう不思議な…不思議な才能がありましたね」と、稀有の才能の持ち主だったことを明かしています。

上島さんは生前に、「俺が何かなった時は笑ってくれ。悲しい聖人みたいに感じになっちゃうから」とリクエストしていたとのこと。

そんな経緯もあってか、2人は「本当にケチでした」「ケチでした」「なんにもおごってもらったことないです」と口々に「吝嗇ぶり」を訴え、それでいて現場では「一番はじけてくれる」人間らしさを振り返りました。



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■「椅子が2つになっている」寂しさも

過去には、3人揃って同番組に出演していたダチョウ倶楽部。徹子さんに「今回いつも3人で出てくださったのにお2人だけっていうお気持ちはどんなです?」と言われると、2人揃ってさみしげな表情も。

肥後さんは「椅子が2つになっているというのが、2人になったんだなというさみしさはあります」と話し、寺門さんも「もう長くいたからいなくてもいる感じがして…」と、存在感の大きさについて思いを巡らせていました。



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■「ギャグを天から落として」と呼びかけ

過去に上島さんが出演した際の「爆笑VTR」も流しつつ、涙と笑い溢れる時間となった今回の放送。

エンディングテーマが流れて徹子さんが「上島さんに一言」とリクエストすると、肥後さんが「これからも2人でやってきますんであなたのダメな部分をどんどん伝えたいと思います」と宣言し、寺門さんも「応援してギャグを天から落としてください」と呼びかけ。

持ちギャグの「くるりんぱ」を披露し、徹子さんの「上島さんも笑ってます」というメッセージで番組は終了しました。

『徹子の部屋』はTverで配信中

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(文/fumumu編集部・星子

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