「どうしても別れたくない…」程の大恋愛。大好きだった恋人が自分の傍から離れた事実を受け入れられず、思わず警察に通報してしまったという女性が、近日中国で話題になっています。
■「復縁できるように手伝って！」と警察にお願い
中国ネットメディアの報道によると、痴情のもつれで警察のお世話になったのは浙江（せっこう）省に住む20代の女性・Cさん。
Cさんはつい最近付き合って6年の彼氏に別れを告げられ、なんと傷心のあまり「私の隣からいなくなってしまった彼氏を探してほしい。ヨリを戻す手伝いをしてくれませんか」と警察に通報したのだそうです。
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■諦めない女性に対し…
思いもよらぬ「通報」を受けた警察はひとまず「もう別れようって言われたのなら、それを受け入れて前に進むべきじゃないの？」とCさんを説得しようとしましたが、彼女はそれでも「どうして彼に別れようと言われたのかわからない。お願いします。彼を探し出して、一緒に説得してください！」と諦めません。
しばらくCさんの泣き言を聞いていた警察は「そんなに君を泣かせるような男を説得して、無理やりヨリを戻して何になるっていうの？ ここはスッパリ諦めたほうがいいと思う」と真剣な表情で伝えたと言います。
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■「逆に考えて」警察の対応が話題に
続いて「君がここまでする必要は本来必要のないことだよ。けれど、今後の人生で全てを捧げてもいいと思える人がまた現れるかもしれない。そう思えば、今ここで諦めてもいいじゃない」となだめた他「結婚して夫になった人にこっぴどく振られたり、トラブルになったりしなくて良かったって考えてみるのはどう？」と、Cさんが落ち着くようアドバイスを送ったのだそう。
Cさんを送り出す際には「もう彼の連絡先はブロックして削除！ しばらくは休みの日に色んな所に出かけたりして、変な気をおこさないように」と伝えたといいます。
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■「身に染みる～」と反響
一連の流れが現地メディアに取り上げられた所、ネットからは「お巡りさん、いい人」「この子も泣いて通報する前に彼氏をぶん殴ってスッキリすればよかったのにな」「お巡りさんの言葉が身に染みる～ 私も結婚適齢期に大恋愛して振られたけど、年とれば笑い話よ」といった意見や教官の声が続出。
同時に「警察も大変だあ」「すごくいい話だけど、警察の仕事か…？これ」「別れたぐらいで通報しちゃうあたりお察し…」など、厳しい意見も飛び出し、賛否が沸き起こっています。
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（文／fumumu編集部・鳳 あゆ子）