阪神淡路大震災から28年 NHKが教える地震が起きたときに「とるべき行動」
いざというときに備えて改めて地震発生時の「行動マニュアル」を確認しておきましょう。
阪神・淡路大震災から、本日で28年。震災では6434人の命が失われ、住宅の被害はおよそ63万棟にのぼりました。
NHKでは、地震が起きたときにとるべき行動を紹介。いざというときに備えて改めて確認しておきましょう。
■まずは身の安全を確保
強い揺れが予想されると、気象庁から「緊急地震速報」が発表されることがあります。
ただ、「緊急地震速報」が発表されても強い揺れが来るまでわずかな時間しかなく、速報自体が間に合わないこともあります。そのため、まずは身の安全を確保することが大切です。
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■屋内でとるべき行動
まずは、地震発生時に屋内にいた場合にとるべき行動について紹介します。
・頭を保護し、丈夫な机の下など安全なところに避難
・慌てて外に飛び出さず、無理に火を消そうとしない
・人が大勢いる施設では、慌てて出口に走り出さない
・吊り下がっている照明などの下から避難する
・エレベーターは最寄りの階で停止させ降りる
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■屋外でとるべき行動
続いては、屋外でとるべき行動について紹介します。
・ビルの壁や看板、割れたガラスの落下に注意し、ビルから離れる
・丈夫そうなビルなら、その中に避難する・ブロック塀や、自動販売機の転倒に注意する
・山や斜面では落石や、崖崩れに注意し、できるだけその場から離れる
・車を運転している場合は、慌ててスピードを落とさず、ハザードランプを点灯し、緩やかにスピードダウン。車から離れるときは、キーは車内に置いておく
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■引き続き注意を続けることが大切
大きな地震の後には、多くの場合、その近くで多数の地震が発生します。そして、時にはさらに大きな地震が発生することもあるため、注意が必要です。
「もう強い揺れの地震は起きない」と思わずに、続けて警戒・注意を行いましょう。
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