14日放送の『いきざま大図鑑』(日本テレビ系)では、タレントのデヴィ・スカルノ夫人の終活に密着。
そのなかで、デヴィ夫人が遺産相続の難しさについて語りました。
■莫大な財産の行方に悩み…
今回番組では、自宅を訪問した上で、デヴィ夫人の終活に密着することに。なお、デヴィ夫人は自らお墓を準備したりと終活に前のめりですが、莫大な財産の行方に頭を抱えているそう…。
そんなデヴィ夫人は、長女のカリナさんと孫のキランさんに遺産を相続させたいとのこと。しかし、2人とも住まいはイギリスで、日本からデヴィ夫人が残したもの全てを運ぶわけにもいかず、整理する必要があると話します。
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■日本と海外で生じる違いとは
また、日本と海外との違いによって発生する問題もあるそう。デヴィ夫人いわく、「日本はインヘリタンスタックス(相続税)が高すぎる」そうですが、逆にデヴィ夫人の国籍のインドネシアはゼロ。そのため「親が子供にいくら残してあげてもいい」という状態だそうです。
そのことを説明した上で、「でも日本は(最高)55%持って行かれますから…」と語るデヴィ夫人。さらに、家を売らないまま自分が亡くなった場合、約5億円の相続税を10ヵ月以内に支払う必要が出てくるとも明かします。
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■国籍は違えど日本の法律が適用
そして払えない場合、やがて国に差し押さえられてしまうと打ち明けたデヴィ夫人。「もちろん彼女(長女)はここに住む気はありませんから、5億円の税金を払う気持ちもありませんから…」とつづけると、「そうするとここ(家)は没収されてしまう」と語りました。
なお、デヴィ夫人はインドネシアの国籍でも住まいは日本であるため、自宅や宝石などの財産にかかる相続税は日本の法律が適用されることに。さらにデヴィ夫人は、アメリカやイギリスにも家を持っているそうで、それらの相続にはその国々の法律が適用されるそうです。
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■「難しい」と本音も…
遺産を遺すだけでも複雑だからこそ、長女に迷惑をかけないために持ち物の整理を始めたというデヴィ夫人。
しかしデヴィ夫人は「愛着のあるものを捨てるとか、人に分けるとか、やっぱり集めたものそれぞれ思い出もあるし…」「断捨離っていうのが非常に難しい」と本音を口にし、捨てるか長女に託すかの判断に悩んでいると打ち明けました。
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(文/fumumu編集部・綿 つゆ子)