20代男性の「キャバクラ離れ」の理由を聞いた 昔の“ステータス”に変化も
20代の間で広がる水商売離れ…働き手側だけでなく遊びに行く側にも変化が起きているようです。
新型コロナの流行から早3年…。夜の街を毎晩取材している筆者ですが、ここ最近、街からキャバクラが減ったように感じています。
代わりに増えているのは、ガールズバーやコンカフェ(※コンセプトカフェ)の存在ですが、取材を進めていくと20代の男性がキャバクラに行かなくなっている、いわゆる「キャバクラ離れ」が進んでいることがわかりました。その理由とは…?
■20代がキャバクラに行かなくなった理由とは…
「コロナ前に会社の飲み会でキャバクラに連れて行ってもらったことがあります。でも、上司に気を遣わないといけないので全然楽しめなかったですね。
それにキャバ嬢たちも、新人の自分たちよりも上司を立てるので、面白いと思わなかったです。
料金も1人1~2万円と高かった記憶があるので、自腹で行く気にはなれなかったですね」(20代・男性)
「女の子とお酒を飲むだけなのに、1万円以上も払いたくないというのが本音。
今はマッチングアプリなり、すぐに出会いを探すことができるので女性に対してそこまで貪欲になれませんよね。
もし、女の子と飲みたいのであればコンカフェやガールズバーなら3000円くらいで飲めるので、わざわざキャバクラに行く必要性を感じないんですよね」(20代・男性)
「キャバ嬢ってキレイだけれど、プロっぽい感じがして苦手なんですよね。営業電話やLINEもすごいしてくるし、夜職感が強いので一緒に遊びに行ける場所も限られてしまうんですよね。
ガールズバーやコンカフェの女の子は普通の子が多いから、一緒に遊ぶならそっちのほうがいいなと思います」(20代・男性)
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■会社の飲み会が減ったのも原因?
ひと昔前であれば、上司と一緒に飲みに行ったり、接待で連れていってもらったり…して新入社員は夜の遊びを覚えていったもの。
しかし、今はコロナ禍で飲み会が減ったことや、上司側が無理に誘うとモラハラ扱いをされてしまいかねません。
また、コロナ禍で経費削減する会社が増えてきており、仕事の場面以外でキャバクラに行く…というのは、20代の男性にとってハードルが高いと思うのかもしれません。
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