京都・沖縄・軽井沢などに展開する高級リゾートホテル『星のや』で提供されている「脱デジタル滞在」。スマホやPCをチェックイン時に預けるサービスで、あえてデジタル機器から離れることでリラックスできるとメディアで話題です。
しかし、実際のところ、スマートフォンを手放すことは逆にストレスにならないのでしょうか。
fumumu取材班が、「脱デジタル」な時間を作って体験している人たちに話を聞いてみました。
①喧騒から離れることでストレスから解放される
「いつでもどこでも、気軽に使いがちなスマホ。しかし、アプリの通知や着信のせいで、食事や仕事を中断させられることがよくあります。
脱デジタルをすれば、このような煩わしさから強制的に離れることができ、一気にストレスから解放されますよ。周りから邪魔が入ることがないので、自分のペースで時間を使うことができ、とても快適でした」(20代・女性)
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②本来の日常を取り戻しリラックスできる
「隙間時間にSNSを覗くのが習慣になっていましたが…目にする投稿次第では、夜間なのに食欲が抑えられなくなったり、自分には必要ないないものでも俄然欲しくなったりするなど、衝動に駆られることが多々ありました。
しかし、脱デジタルでSNSから離れてみると…本来の日常を取り戻すことができ、リラックスに繋がります。自分の体が欲する時に食べたいものを食べ、必要なものにのみお金を使うというのは、充実感があり無駄使いも減りますよ」(20代・女性)
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③会話が増えてコミュニケーションが活発になる
「『後からスマホで連絡をすればいい』とか『分からなければその場で調べればいい』などと考えていると、いつもスマホを手放せず、目の前にいる相手とのコミュニケーションをなおざりにしがちです。
脱デジタルでは報・連・相をきちんとしなければ生活に支障をきたしてしまうので、否応なしに会話が増えるわけですが…逆にコミュニケーションが活発になり普段はできないような話も楽しめて面白かったです」(20代・女性)
「脱デジタル」は、『星のや』に行かなくても、スマホの電源をオフにするだけで、いつでもどこでも疑似体験ができます。
気分転換として、試してみるのも面白いかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・志都)