一生の買い物でもある家を購入する際、立地や広さなどのほかに注視すべきは「隣人」の存在かもしれません。
中国のある女性がマンションを購入後、訳あって4年間家を空けた末に帰宅したところ、なんと自身の部屋が「広くなる」現象に見舞われたとのこと。
その原因となった隣人のあり得ない行動に怒りの声をあげています。
■部屋に穴があいて「拡張」
現地メディアの報道によると、マンションを購入してから4年間家をあけていたという女性が久しぶりに帰宅したところ、心なしか家が広くなったのではないかという感覚に襲われたのだそう。よく見ると自宅の壁がぶち抜かれ、隣人の部屋と行き来ができるようになっていたのです。
おそらく投資用に購入した部屋なのでしょうが、わけもわからず部屋に大穴が開いていた挙句、そこを「共有スペース」として勝手に使用されていたと報じられました。
人の気配がしないからと言ってぶち抜くとはいくらなんでもやりすぎな気がしますが…。
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■他人との「共有スペース」と化した自宅
被害にあったこの女性曰く、彼女が購入した部屋は大きなロフトがついているタイプのもの。問題の隣人はこのロフト部分の壁をぶち抜いてわが物として占拠した挙句
ぶち抜いた部分にちゃっかりペンキを塗って改装していたようで明らかに自分の部屋に侵入している様子だったと憤りました。
不動産会社はこの隣人を不法侵入や建築法違反などで訴えましたが、彼らは「ロフト部分は共有スペースだ」と言って聞かないのだそうです。
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