その何気ないひとことが… セクマイが言われて傷ついた言葉

あまり深く考えずに出た言葉を、受け手がずっと忘れずにいることも…

LGBT
(Andrii Zastrozhnov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

言った側はもう覚えていないような言葉も、言われた側は深く傷つきずっと心に引っかかってしまうことがありますよね。

今回、fumumu取材班はセクシャルマイノリティの人に経験談を伺いました。



①「結婚するものだと…」

「信頼できる友人と、同じくゲイの人にしかカミングアウトをしていないので、ストレートから侮辱を受けたというような経験はありません。


その上で心に残っているのは、その友人から『ゲイなのは知っているが、それはそれとして結婚するものだと思っていた』と言われたことです。


ゲイを公表した上で女性と結婚している人や、世代としても世間体を気にして結婚するゲイが多いことはメディアでも言われていたので、当事者でない友人がそう思うのは自然かなと思いました。しかし内心複雑であったことも確かです」(40代・男性)



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②性関係のネタ

「性的嗜好に関わる事だから仕方ない面はあるとはいえ、性関係のネタで嫌な思いをして傷つく事があります。


『こういうのを言うと喜びそう』と、下ネタに走りすぎた過激な内容の話題を出されたり、次々とパートナーを替えながら付き合っているかのような扱いをされて『経験人数は何人いるの?』といった事を言われたりするのが嫌で苦手だなと感じることはあります」(30代・男性)

続きを読む ③「でも」でマイノリティ否定

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