じつは、7割以上が知らずに食べている 「パスタ」と「スパゲティ」の違い
茹でるだけでお手軽に食べることができる「パスタ」。では、「スパゲティ」との違いはなんなのでしょう?
現在では日本でも、多くの家庭で食べられるているパスタ。しかし、喫茶店などで「スパゲティ」とメニューに書かれているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
果たして「パスタ」と「スパゲティ」には、どのような違いがあるのでしょう。
■7割以上の人は「違いが分からない…」
fumumu編集部では、全国の10代~60代の男女410名を対象に「パスタとスパゲティの違い」について意識調査を行なったところ、全体で75.4%の人が「パスタとスパゲティの違いが分からない」と回答。
普段なんとなく使い分けてはいるものの、その違いまで理解している人は少ないようです。
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■「パスタ」と「スパゲティ」の違いとは?
じつはパスタは「長さ」や「太さ」によってその名称が変わります。
パスタとはイタリア語で「小麦粉を練って作った食品の総称」を指し、その中で、ロングパスタの一つが「スパゲティ」と呼ばれているのです。
日本パスタ協会の公式ページによると、日本では食品表示法の下に制定された「食品表示基準」により「マカロニ類」が定義されており、この基準では「マカロニ類」を以下4つに分類しています。
・マカロニ
2.5mm以上の太さの管状又はその他の形状(棒状又は帯状のものを除く。)に成形したもの
・スパゲティ
1.2mm以上の太さの棒状又は2.5mm未満の太さの管状に成形したもの
・バーミセリ
1.2mm未満の太さの棒状に成型したもの
・ヌードル
帯状に成型したもの
つまりスパゲティはパスタの一種ということになります。また、形や太さなどで他のものとも区別されているのですね。
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