うまくいかなくても大丈夫　「完璧」じゃない自分を許す考え方

「自分がなにもできないと感じるときは、私は他人と比べていることが多いです。『あの人は簡単に対応しているのに、私はできない』『あの人みたいに、上手に周りとコミュニケーションが取れない』って。

他人を勝手に美化して、自分を下に見てしまうんですよね。私からは完璧に見える人だって、本人にしかわからない悩みを抱えているかもしれないのに。

『自分と違って、周りは人生うまくいってる！』と決めつけても自分にいい影響はないし、必死に生きている周りの人たちにも失礼だと思います。みんなそれぞれ、不完全な部分を隠しながら生きていると考えたら、自己否定の気持ちも和らぐんじゃないでしょうか」（20代・女性）

「自分の中に『完璧な自分』が作られていると、『自分は完璧じゃない』と思ってしまう気がします。自分が目指すところまでいけないから、理想と現実のギャップに苦しむわけですよね。

まずは、その理想を壊すところから始めたほうがいいんじゃないでしょうか。理想の自分が完璧すぎると、いつまでたっても理想に追いつけないし。どれだけ優れた人でも、できないことは必ずありますから。

今の自分が、ちょっと背伸びしたら届くかも？　くらいの場所に目標を置いておくと、適切な努力ができる気がします」（20代・女性）