SNSなどで人の心が見えやすくなっていますが、そういった影響もあってセクマイが嫌な気分になる表現を見てしまうことがあるようです。
fumumu取材班は詳しく話を聞いて見ました。
①特別視・アイデンティティ
「セクマイに関して『自分たちのことを特別視している』『自分たちがマイノリティであることをアイデンティティにしている』というような表現されているのを見かけたときには、何ともやるせない気分になりました。
恐らくSNSなどの発達にともない、同じ性的指向の者同士でつながりを持つために自分がセクマイであるという主張をする人が増えたことで、セクマイの存在が認識されやすくなるとともに一部で誤解が生じてしまったのだと思いますが……」(20代・女性)
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②弱者扱い
「セクマイは限られた人で、肩身の狭い思いをしているっていう、弱者? 気をつかわなきゃ、配慮しなきゃみたいな表現に本当に嫌な思いをしています。
限られた人数しかいないかもしれないけれど、別に肩身が狭くないし、普通に暮らして普通に働いて、社会の一員として働いているし。別に何か配慮してもらわなければ生きていけない弱者ではない。
あなたと同じ人間で、ただセクシャリティの自認がちょっと違うだけ。それでマイノリティって言われちゃうだけ。ただそれだけなのに…と、そういう表現を見聞きする民に思います」(20代・女性)