5日放送の『ザ! 世界仰天ニュース』 (日本テレビ系)に、お笑いコンビ・ミルクボーイが登場。内海崇さんが、ブレイク前に通っていた理髪店への恩返し秘話を、再現VTRとともに語りました。
■角刈りにするとなぜかウケた
2019年12月『M-1グランプリ』で優勝したミルクボーイ。2人は大学時代に知り合い、卒業後は就職はせず吉本興業へ所属。2006年からは毎年『М-1グランプリ』に挑戦するも、結果が出ない日々を送っていました。
そして2010年、M-1終了のお知らせを受け取った内海さん。夢を失った喪失感からか、舞台に立っても全くウケなかったそうです。
そこで、内海さんは当時付き合っていた彼女に、髪を切ってもらうことに。すると角刈りのようになりましたが、それでネタをやってみるとなんだか前よりウケがいいような気がしたのだとか。
さらに『М-1グランプリ』再開のお知らせも届き、それでモチベーションは復活したそうですが、どうしても準々決勝までしか進めませんでした。
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■「きっと売れる」と確信
ある日、角刈りをする理髪店について、相方の駒場さんから「俺が行っているい合っているジムの会長のオヤジさん、角刈りがメッチャ上手いらしい」と話を聞いた内海さん。
そして訪れた理髪店では、店主の小川さんは「キレイなカックカクにしたるわ」と、見事な角刈りにしてくれたのだとか。小川さんは、角刈りの大会で近畿地方の3位になったスペシャリスト。支払いのときにも「君、どうせ金がなくてしんどいやろ? 出世払いでええよ」と信じられない言葉をかけてくれたのだそう。
その理由は「この子ならきっと売れる」と確信したから。しかも1度だけではなく毎回タダにしてくれたのだそうです。