12日、批評家の東浩紀さんが、新型コロナウイルスについて長期化前提で生活を送った方が良いとして、持論を展開しました。
■「長期化前提で粛々と」
東さんは新型コロナウイルスについて、「いちどこうなってしまった以上は、もう今後1年ぐらい、クラスター感染が見つかるたびに外出自粛やテレワークの要請が繰り返され、不安定な毎日が続くのではないかと思います」と予想。
メディアでは“1ヶ月”という言葉がよく出されることを受け、「短期決戦でコロナに勝つ、とかいう精神論に騙されることなく、長期化前提で粛々と各個人自分の生活を守るべきですね」と、長期化することも想定した上で対応を考えた方が良いと持論を述べました。
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■「一秒でも早く終わって欲しい」
もちろん、東さんも長期化を望んでいるのではなく、できれば短期決戦で済んで欲しいという想いはあります。
そのため「先日タクシーに乗ったら運転手さんが『とにかくいまは我慢ですよね。明日にでもワクチンができるかもしれませんしね!』と言っていて、『いや、それはないんです』と思いつつも、言いたくなる気持ちはぼくも同じです。とにかく一秒でも早く終わってほしいですよ。この憂鬱な世界は!」と補足しました。
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■様々な意見
この投稿には、「コロナは風邪と変わらないというのは流行当初専門家も、というか専門家こそが見誤ってましたね。それぐらい予想外だったのは事実」「概ねそう思いますが、短期決戦で感染のピークを抑えないとならない局面だとは思います。」「今回の戦略が次なるウイルスにも有効だと思い込まない事も大事だと思う。1国民として」などの反応が寄せられています。
短期決戦で済むに越したことはありません。そのための外出自粛などを行いつつも、「もし長期化したら」ということまで考えておいた方が、本当に長期化してしまった際に新たなパニックを避け、対処しやすくなるはずですよね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)