恋愛で振られてしまう…苦しくて辛いレズビアンの別れ話の要因3つ
レズビアンは、同性恋愛であることを理由に、辛い振られ方をすることが多いようです。詳しく話を聞いてみました。
レズビアンの人たちは、恋愛で辛い思いをすることが多く、生きているのとさえ嫌だと感じてしまう人もいます。
特に、別れの場面は同性同士だからこそ振られることも多いそうです。fumumu取材班は、詳しく話を聞いてみました。
①よくわからないと振られる
「異性を好きになる女の子のことを好きになって、告白の場面ではかなり悩みました。どうしたら相手に伝えられるだろう、本気だと分かってもらえるだろうか…と考えに考え抜きましたね。
で、いざ告白したら、『よくわからない』って言われたんです。一生懸命に説明してるのに、『何か言ってる』『面倒に巻き込まれちゃったっぽいな』っていう感じの反応で、全然聞く耳を持ってもらえませんでした。
『なんかごめんね』って私も謝ってしまったけれど、『全然いいよ』って言われて、さらに混乱してしまいましたね。私の告白は迷惑でしかないし、同性恋愛を理解し難いと思われているんだろうなって辛かったです」(20代・女性)
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②異性と付き合うから
「バイセクシャルの人と恋愛をしていたことがあります。結局、気になる異性ができて、その人のことを好きになれそうだから…という理由で振られました。
私はなにも悪くないと言われましたけれど、世間的に同性恋愛に寛大だったら振られることもなかったのかもしれないと思うと、辛くて仕方がないです」(20代・女性)
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③親に結婚を急かされてるから
「親に結婚を急かされていることが理由で振られたことがあります。カミングアウトして、付き合うことはできないのかと言ったけれど、昔から花婿と並ぶ姿を楽しみにして、昔からあれこれと考えてきた人らしく、期待を裏切りたくないと言われました。
それだけでなく、彼女は、もう寝たきりの祖母がいたのですが、彼女も子どもを見たいと言われたそうです。それは私にできないことだし、もうなにも言えなくなってしまいましたね。大好きだからこそ別れたけれど、しばらくは泣き続けていました」(30代・女性)
社会や個人の不理解が、レズビアンに深い傷を負わせていそうです。セクシャルマイノリティの人たちに告白されることがあったら、まずは耳を傾けたいですね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)