「仕事に怖さはもちろんある」 飯豊まりえさんに「働くこと」について聞いてみた
Kis‐My‐Ft2の北山宏光さん主演の映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』に出演する飯豊まりえさんにお話を伺いました。
もしも、猫に生まれ変わったら…なんて考えたことはありませんか? 野良としてたくましく生きる猫、あたたかい家族でのほほんと暮らす猫。きっと、彼らが見ている景色も違うでしょう。
今月15日から上映される『トラさん~僕が猫になったワケ~』は、人間が猫になる、まさかのストーリー。fumumu編集部では今回、本作に出演する飯豊まりえさんにお話を伺いました。
■猫の生活を通して気付く大切なこと
板羽 皆氏のマンガ『トラさん』を実写化した本作。いい加減で能天気な売れないマンガ家、高畑寿々男を演じるのは、Kis-My-Ft2の北山宏光さん。スーパーのパートで寿々男を支える妻、奈津子を多部未華子さんが演じます。
飯豊:『トラさん』は、パチンコに行ったりギャンブルをしたりして、娘に「しっかりして!」って言われるような父親の寿々男がある日突然亡くなってしまうんですね。そして、あの世の関所の裁判長に「人生挽回してこい!」って言われて、寿々男は自分が苦手だった猫になってしまうんです。
自分の大切な人が近くにいるのは当たり前じゃない。大事なことはちゃんと言葉で伝えるべきなんだ。そういうことを猫の生活を通して気付かせてくれる、心温まる作品です。
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■今回の役柄に対する強い想い
ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』では、恋に一直線な女の子。映画『暗黒女子』では、不可解な死を遂げる学園の憧れの存在。飯豊さんはこれまでに、様々な女の子を演じてきました。
そんな彼女が今回演じるのは、お嬢さま猫のホワイテスト。役が決まったとき、戸惑いはなかったのでしょうか。
飯豊:いまはもう亡くなっちゃっているんですけど、昔、猫を飼っていたんですね。ホワイテストは、その猫と見た目がそっくりだったんです。生まれ変わりじゃないですけど、それがすごく嬉しくて、「絶対に演じさせてもらいたい」って思いました。
筧監督から、「ホワイテストはお嬢さま猫だから、品よく大人っぽくしてほしい」と言われたときは、猫だけど品が良い、しかも二足歩行だから、それって難しいなと。でも、猫を飼ったことがあって、猫が好きで身近に感じていたので、そこまで苦労はしなかったです。
ホワイテストがすごく素敵な言葉をたくさん言ってくれていたので、それを一緒に伝えられるような作品に参加できることが嬉しくて、感謝の気持ちが大きかったです。