カズレーザー、ひろみちお兄さんの下半身麻痺に私見 「我々もいつなっても…」
「10代目体操のお兄さん」として活躍した“ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道さんが、脊髄梗塞で下半身麻痺の状態だと公表。
14日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、『おかあさんといっしょ』(NHK)の“たいそうのお兄さん”として知られる佐藤弘道さん(ひろみちお兄さん)が、休業宣言をしたことを報道。
休業の理由は有効治療がないとされる「脊髄梗塞」だと発表され、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんはその病状を受けて「防ぎようがない」のではないかと私見をのべています。
■自筆の書面で下半身麻痺公表
1993年から「10代目体操のお兄さん」として12年間に渡って活躍した佐藤さん。昨今では体操インストラクターとしても大人気で、出演イベントには1,000人以上の親子が集まることも。
そんな佐藤さんが13日、自筆の書面で自らの体の状態について発表。書面には「6月2日(日)研修会指導に向かう機内で体調を崩し下半身麻痺となり歩けなくなってしまいました。病名は『脊髄梗塞』です」と記されています。
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■発症から12日「投薬とリハビリの日々」
脊髄梗塞とは、「何らかの原因によって脊髄に血液と酸素が届かなくなって起きる病気」とのこと。
発症から12日目を迎え、佐藤さんは「今は緊急入院をし、投薬とリハビリの日々を過ごしています。この数日間、SNSを一度もあげず、ファンの皆様、ご関係者の皆様には大変ご心配をお掛けしました」「今後は長い闘病生活になりますがリハビリに力を入れて復帰に向けてがんばりたいと思います」と、前向きなメッセージを発信。
佐藤さんは、脊髄梗塞に有効的な治療がないことに触れつつも「現実と向き合い、今できることを一生懸命行い、また皆様にお会いできる日を楽しみにしています」と、療養に専念する意志を示しています。
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■カズレーザーは「防ぎようがない」と考察
司会の谷原章介さんは、「あれだけ健康的なイメージのひろみちお兄さんですから、僕も子供が小さい頃よく見させていただきましたし、人ごとじゃないなと思います」とコメント。
カズレーザーさんは、「健康の代名詞というか、体操のお兄さんってそういう人じゃないですか。それだけの方でもこういった不幸が訪れるのは、本当にランダムというか運なのか…。もしかしたら予兆があったのか分からないですけど…」と発言。
番組の中で医師が「背中の痛みから数分で発症する」と解説していたことから、「数分でそうなってしまうのは、防ぎようがないわけですよね。我々もいつなってもってことですよね」と、誰にでも発症の可能性があることに触れています。
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■補助具を使った歩行ができた症例も
谷原さんは「我々も数分でそうなる可能性がある…」とのべており、「55歳っていう年齢を考えたらまだまだ体がお元気な年じゃないですか。ショックですよね」と発言。
番組側は、医師に取材をした一例として、3ヵ月後には歩行訓練ができて、半年後には補助具を使った歩行が可能になった症例を紹介。
谷原さんは「治療に前向きな姿勢というのが、同じ病に苦しんでいる方たちに、なによりも力強いメッセージとなるでしょうね」と考察していました。
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(文/fumumu編集部・星子)