「好み以外の何物でもない!」 麒麟・川島の語る、”辞書で酒を呑む”異色番組の魅力は…
『川島明の辞書で呑む』(テレ東)でMCを務める、麒麟・川島明さん。番組の魅力や辞書の面白さについてインタビューしました。
本物の居酒屋を舞台に、辞書を片手に酒を飲む…そんな謎すぎる番組『川島明の辞書で呑む』(テレビ東京)。
特番として放送され、「クセになる」「これ本当に面白い!」「ひらがな全部やってほしい…」とハマる人が続出し、なんと5月16日(木)から7週連続で放送中! そんな番組の舞台裏は、はたして…?
■「え」をツマミに酒を呑む!
30日に放送される「え」の回も、エルフ・荒川さん、ラランド(ニシダさん、サーヤさん)、アルコ&ピース・平子祐希さん、マキシマムザ亮君さん、岡崎体育さんと錚々たるメンバーが揃っています。
例えば「笑壺」の意味といった、さまざまな「え」から始まる言葉がツマミ。辞書×お酒の力で、普段は聞けないような話が飛び出す場面も…。収録見学しましたが、すでに放送が待ちきれないほど。
そんな個性派すぎる番組でMCを務める、麒麟の川島明さんにお話を聞かせてもらいました。
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■「最初は”あ行”のはずが…」
ーーー最初にこの番組の話を聞いたとき、率直にどう思いましたか?
「好み以外の何物でもない! って嬉しかったですね。芸人も結構、1個の言葉や雑学で飲むことが多くて。そこから『そういえば、この間ね…』とエピソードトークになっていく。
初回、本当は”あ行”で行こうって話だったんです。スタッフさんから『できたら”あ”で終わってくれ。一応希望なんで、全然大丈夫ですけどね。無理でしょうけど』って焚き付けられまして(笑)。もう、僕、”あ”のことしか考えてなかったです。気がついたら、無理なく2時間ぐらい終わっていて。『う』で2本いくって言われた時はどうしようかと思いましたけど」。
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■関係者たちからも多くの反響
ーーー「あ」「い」そして「う」が放送されましたが、反響がすごいですよね。
「他の番組のスタッフさんや俳優さん、芸人さんからめっちゃ言われるんです。『あれ出してくれ』とか、『あれ見たよ』とか。録画して、晩酌するときにちょっとずつ見てるって人とかいたりして。
あと、他(テレ東以外)の局の人に絶対言われるのが、『うちではできない。企画書の準決勝ぐらいで落とされる』『ほんまに楽しい企画が通る環境。やっぱりテレ東さん羨ましいですね』。他局でこういう企画ってなると、ロケ行ったり、VTRめっちゃ入れたりってなるんでしょうけど、この番組に関してはVTRすらなくなりました。非常にストイックで話力が試される番組です」。
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