谷原章介、遺体損壊容疑者が“元俳優”との報道に言及 「僕と同じ道を…」
栃木県那須町の山中で焼かれた夫婦の遺体が発見された事件。新たに遺体損壊の疑いで20歳の男2人を逮捕。
1日、朝の情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）で、栃木県那須町で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、実行役と思われる2人が新たに逮捕されたことを報道。
ともに20歳の韓国籍の男と元俳優の男の身柄が確保されたと伝え、司会の谷原章介さんは自身と同じ「俳優」の道を志した容疑者に驚きを隠せない様子でした。
■山中に焼かれた夫婦の遺体
4月16日に、栃木県那須町の山中で焼かれた夫婦の遺体が折り重なるようにして発見された事件で、夫婦の遺体に火をつけ損壊したと思われる男2人が逮捕されました。
報道によると先月21日には事件に関わったとされる25歳の男が逮捕されており、アニキと呼ぶ男に指示されて仲間に遺体損壊を依頼したと証言。
29日、指示役とされる28歳の男が逮捕され、潜伏していた沖縄県内から都内に移送されました。
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■「本名は知らない」関係で反抗を依頼
今回の逮捕は4人目ということになりますが、捜査本部としてはさらにもうひとつ上にも「指示役がいる」とみて詳しく捜査を続けているもようです。
報道によると遺体損壊を依頼した男は、実行役に2人について「本名は知らない。あだ名で呼び合う」関係だった話しており、去年末か年始頃に「何度か酒を飲んだ」知人とのこと。
実行役に報酬も支払ったと供述しており、逮捕者の年齢の低さやつながりの薄さにも注目が集まっています。
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■実行役の容疑は「遺体損壊」
谷原さんは現場のリポーターに「殺人ではなく死体損壊の疑いということですよね」と問いかけ、リポーターは「そうですね、死体損壊の共犯ということで、先月16日の栃木県那須町の山中で宝島さん夫妻の遺体に火をつけ損壊した容疑での逮捕となります」と解説。
未だ謎が多く残る事件ではありますが、弁護士の若狭勝さんは「結局この事件が裁判になった場合の、動機なんですよね。怨恨なのか、債権債務をチャラにするための強盗的なものなのかとか、そのへんの動機というのが今後すごい大事になってくるんですよね」と分析。
遺体損壊については進展はあったものの殺人事件については謎のままということもあり、「組織犯罪、組織殺人」という形で全体像を捜査しているのではないかと考察しています。
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■谷原「僕と同じ道を歩んでいて…」
谷原さんは、「本当にショックなのは、20歳…成人ですよね。成人とはいえそこまで簡単に安易に犯罪に手を染めてしまうということ、もしこれに手を染めてしまった場合、自分の人生にどれだけマイナスになるのか認識しているのかどうか」と疑問も。
さらに、今回逮捕された20歳の容疑者の1人が元俳優ということもあり、「容疑者は俳優…元俳優ということですけれども、僕と同じ道を歩んでいてなんでこんなことに手を染めてしまったのか…」と、ショックな気持ちを吐露していました。
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（文／fumumu編集部・星子）