成功のコツは自信だけ？　人生がうまくいく「自己効力感」の高め方

「自分自身に対して、『できる』という言葉を唱えてみてほしいです。言葉の力って、本当にすごいから。

『自分には無理』『できるはずない』などのネガティブな言葉ばかり使っていると、それが真実のように聞こえてくるんです。反対に『自分なら大丈夫』『きっとできる』とポジティブな言葉を使うようにすると、根拠のない自信がついてくるんですよね。

この根拠のない自信って、実はすごく大切！　何事も絶対に成功する保証はないから、最後の一歩は根拠のない自信が自分の背中を押すんです。『私にもできるはずだ』と自分に言い聞かせることで、踏み出す勇気が持てると思いますよ」（30代・女性）

「自分の理想通りにいかなくても、ただの失敗だと捉えないことが大切だと思います。『失敗だった』『無駄だった』と考えると、次に挑戦する勇気が消えてしまうから。

うまくいかなくても、むしろラッキーですよ。うまくいかない理由をひとつ学べたと思えば、次回に活かせるじゃないですか。自分の責任ではなく、タイミングや運が悪い場合も多いですしね。

ひとつの挫折をずっと抱えたままだと、なかなか前に進めません。『想像と違う結果になったのは仕方ない、じゃあ次だ！』と、サラッと切り替えるスキルを養うことで、いつの間にか自己効力感も高まっていくんだと思います」（20代・女性）

「周囲の人間関係が重要だと思います。足を引っ張られる環境にいると、自己効力感は育たないんじゃないでしょうか。

やりたいことを話したときに馬鹿にされるとか、笑われるとか。人の成長や努力を認めないタイプって、世の中に少なくないですよ。

逆に『いいじゃん！』『がんばって！』と素直に応援してくれる人は、それだけで自分のパワーになります。ポジティブな人と交流することで、自分の可能性や能力に対する信頼感が増すんだと思います。

前向きな人のそばにいることで、その人のポジティブな思考や行動を真似することもできますしね」（20代・女性）