海外旅行に欠かせないパスポート。訪れる国によっては入念な確認が必要なようです。
『The Sun』など海外メディアが、ある女性に起こったハプニングを報じました。
■パスポートに「小さな裂け目」で搭乗拒否
オーストラリア出身のエリース・エルマーさんは、シドニーからインドネシアのバリ島へ旅行に向かう予定でしたが、空港にて飛行機への搭乗を拒否される事態に。
その原因は彼女のパスポートに「小さな裂け目」があったこと。インドネシアでは、パスポートの損傷に関して非常に厳しい規則があり、出発の時点で搭乗を拒否されたといいます。
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■緊急パスポートを発行、その後無事バリ島へ
「わたしはみんなの前で泣きました。この小さな裂け目が入国拒否のすべての原因だった」と自身のSNSアカウントにアップした動画内で語るエリースさん。
実際に彼女が見せたパスポートの背には、ほんの少し裂け目が。その後、エリースさんは臨時の緊急用パスポートの発行を余儀なくされ、2日後にパスポートは自宅に到着、予定からはかなり遅れるも、彼女はバリ島行きの飛行機に無事乗ることができました。
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■「パスポートの折り目にしか見えない」の声
エリースさんの投稿は多くの人の目に止まり、規則の厳しさに衝撃を受ける声のほか、原因となった裂け目に「パスポートの折り目にしか見えない」といった声も。
しかし、この厳格な規則は数年前から施行されていたため「彼女が搭乗を拒否される理由が理解できる」といった声も寄せられています。
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■過去には「刑務所入り」を警告された人も
規則が導入されたのは2019年ですが、過去にはある航空会社が破損したパスポートを持つ乗客を受け入れたために、数千ポンドの罰金が課せられたことも。
また規則に引っかかったのはエリースさんが初めてではなく、TikTokerのエマさんは「破損したパスポートで搭乗した場合、刑務所に入る可能性がある」と警告されたと明かしています。
エマさんは「皆さんがバリ島に行くなら、パスポートが汚れたり、破れたり、水に濡れるなど損傷がないか、しっかりと確認をしてください」 「そうしなければ州があなたを入国させてくれません」と注意喚起しました。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)