自分が悪いことをしたときには、素直に謝ったほうがいい場合が多いでしょう。しかし誤りを認めるのは勇気がいるのか、ときには人のせいにしてしまう人もいるようです。
■約半数、人のせいにして責任逃れ
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、人のせいにして責任を逃れた経験があるか、調査を実施しました。
その結果、「責任逃れをした経験がある」と答えた人は、全体で51.0%。
fumumu取材班は女性たちに、人のせいにして責任を逃れた体験談について聞きました。
関連記事:愛情表現のひとつなのかも? 約6割の人が「家族に嘘をついた理由」に感動
①辞めた後輩のせいにして
「仕事でちょっとしたミスが発覚し、部署内がざわついていました。そしてよく話を聞いているうちに、私がしでかしたミスだったことに気づいたんです。そのときには、嫌な汗をかきました。
しかし話の流れは、先日、会社を辞めた後輩のせいになっていて…。いけない状況だとは思ったのですが、もういない彼女が怒られることはないと思い、そのまま黙っておいたんです。
ただかなり卑怯だと思ったので、きちんと話せばよかったなと後悔しています」(20代・女性)
関連記事:怪しいと思いながらも… 約9割が「嘘と気づいたとき」に取った行動とは
②家の鍵をかけ忘れたときに
「外出先から家に帰ると、母から『家の鍵が開いたままだった』と言われました。その日は私が最後に家を出たのですが、そこでなぜか嘘をついて妹のせいにしてしまったんです。
しかしそんな嘘は、もちろん妹が帰ってきたらすぐにバレました。妹は人のせいにした私に怒り、とても面倒なことになってしまったんです。母からも、『嘘はよくない』と注意されました。
なぜこんなくだらない嘘をついたのか、自分でもわかりません」(20代・女性)
関連記事:意地悪ではなくて… 約9割が経験している「人に教えるとき」にした失敗とは
③お腹が何度も鳴って
「授業中にお腹で減ったせいで、グーグーと鳴って困っていました。周囲に聞こえているのか不安になりながら、とても恥ずかしい気持ちで授業を聞いていたんです。
そして授業が終わったときに、近くの席にいた友達が『すごくお腹鳴っている人がいた』と私に話してきました。自分だと名乗る勇気が出なかった私は、『私の近くの人だったと思う』とはぐらかしたんです。
自然現象とはいえ、恥ずかしい気持ちがあったので…」(20代・女性)
やはり人のせいにするのは、あまりいいことではありませんね。
・合わせて読みたい→怪しいと思いながらも… 約9割が「嘘と気づいたとき」に取った行動とは
(文/fumumu編集部・ニャック)