谷原章介、小倉智昭との対談で”炎上”への本音吐露 「どの程度逸脱して…」

『めざまし8』前番組の『とくダネ!』のキャスターを務めた小倉智昭さんと谷原章介さんが対談し、「炎上」の問題にも切り込む。

谷原章介

29日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、司会の谷原章介さんが前番組の『とくダネ!』のキャスターを務めた小倉智昭さんと対談。

朝の情報番組に司会者としての本音を語り合い、互いの個性が光るトークにネット上でも反響が集まっています。


■新旧MC対談で本音を語る

谷原さんは対談冒頭から、「こうやって長く話すのも初めてじゃないですか?」「楽しみでありつつ、ドキドキしております」と緊張している様子。

22年続いた『とくダネ!』が終了から3年、来週から同番組が4年目を迎えるタイミングで実現した新旧MC対談は、カメラが設置されただけの「2人だけの空間」で行われました。

2016年には膀胱がんを公表した小倉さん。自らの半生を語った著作『本音』(新潮社)も上梓しており、副作用で死にかけた時に「三途の川の夢を見た」など私生活の逸話も語っていました。


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■小倉が炎上に切り込む質問

谷原さんは、「僕は今51歳なんですけど、子供がまだ20歳から小学校2年生で…『めざまし8』がはじまって、全然違う番組をやりたい、という皆さんに意気を感じすんですけど、コメンテーターの方も半数近くは『とくダネ!』時代の方なんですよ」と現状を説明。

続けて、「僕自身は、すごくやりやすかったっていうこともあるんで、『とくダネ!』と全然違うことをやろうか、というのはなかったですね」と告白しています。

そこで小倉さんから「最近やりにくくなっていません? 番組3年ぐらいもたつと」と炎上問題に切り込む質問も。谷原さんもうなずき、自身の考えをのべています。


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■炎上は「食らったほうがいい場合も」

谷原さんは、「始めた当初は情報番組の朝の時間帯に喋る文脈みたいなもの…こういうワードは使っちゃいけない、このワードは炎上しますよ、言葉足らずだったりワードチョイスみたいなところで、わぁっ、て何回も食らったんですけれども…」と回想。

小倉さんは「食らったほうがいい場合もあるし、意識するとやりにくくなるでしょう」と共感を寄せ、谷原さんは「やりにくくなりますし予定調和感がどんどん増していきますね」とMCの難しさについて打ち明けていました。


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■「炎上の小倉でしたから」と宣言

小倉さんは「僕は『とくダネ』やっていて、『これを言ったら食らうな』っていうのをあえてやっていましたから、炎上の小倉でしたから」と、意識的に「食らいにいっていた」と宣言。

谷原さんは「石を世間に投げることによって波紋を起こす、ハレーションを。そういったことがご自身の役割かな? って思ってらっしゃった…どこか一歩逸脱しなきゃなと僕も思っていて…」と、小倉さんの手法にリスペクトを表していました。

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(文/fumumu編集部・星子

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