とっさに嘘をついてしまった経験は、多くの人がしているでしょう。そして後から罪悪感にさいなまれて、正直に嘘だと話した人もいるようです。
■約半数、嘘をついたけれど…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、「嘘」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「嘘をついたけれど、後で悪く思い正直に話した経験がある」と答えた人は、全体で50.9%。
fumumu取材班は女性たちに、嘘をついた後に正直に話した体験談について聞きました。
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①彼氏とのお泊まりを
「前に付き合っていた彼氏とお泊まりするときは、いつも親に『友達の家に泊まる』と嘘をついていたんです。しかしそんな仲が良かったはずの彼氏と、別れることになってしまいました。
私が家で落ち込んでいると、母がなぐさめてくれました。そこで母に対してずっと嘘をついていたことを申し訳なく思い、お泊まりの嘘を正直に話したんです。
すると母は、『わかっていたけど、気づかないふりをしていた』と言っていました」(20代・女性)
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②残業と言っていたけれど
「以前に付き合っていた男性は束縛してくる人だったので、私が飲み会とかに参加するのさえ嫌がっていました。そのときに、飲み会に行くことを隠す癖がついてしまったんです。
そして今の彼氏にもずっと、飲み会のときにも『残業で遅くなる』などの嘘でごまかしていたんです。しかしその嘘が、ふとしたきっかけでばれてしまいました。
そして今の彼氏からは、『自分はそんなことで嫉妬しないから』と言われたんです」(20代・女性)
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③黙ってケーキを食べて
「妹が家にいないときに、母がケーキを出してきました。そして妹以外の家族でケーキを食べて、とても満足した気持ちでいました。その日は帰りが遅くなると聞いていたので、妹の分のケーキは買ってこなかったらしくて…。
しかし妹は、思ったよりも早めに帰ってきました。そしてケーキの箱があったために、怪しんだ顔で私たちのほうを見てきたんです。
もはや隠せないと思ったので、内緒でケーキを食べたことを素直に話しました」(20代・女性)
正直に話して正解なのかどうかは、状況にもよるのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)