橋下徹、大谷翔平の会見に提言 「違法賭博以上に非難の対象に…」

橋下徹さんが通訳の水原一平氏の違法賭博問題で大谷選手が会見をする際に、「非難の対象」にならないようアドバイス。

橋下徹

25日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、元通訳・水原一平氏の違法賭博疑惑に揺れるMLBドジャース・大谷翔平選手の近況について報道。

今シーズンへの影響を心配する声も出ている中、コメンテーターの橋下徹さんは大谷選手の会見について弁護士の立場から提言しています。


■大谷選手の口座から450万ドル送金

同番組によると、今朝、取材に応じたロバーツ監督は明日大谷選手が会見を行うことを発表しました。

水原氏は22日、違法賭博に関与したと報じられ球団を解雇されました。さらに、大谷選手の口座から450万ドル(約6億7,950万円)が送金されたことも問題になっており、水原氏がどのようにして巨額の金銭を動かしたのかについても注目が集まっています。

水原氏は20日の試合後に選手らの前で「ギャンブル依存症」を告白して謝罪しており、当初の取材では大谷選手が水原氏の立ち会いのもとに送金したと話していましたが、一転、「大谷選手は借金については知らなかった」と証言しています。


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■橋下、アメリカの判断基準を解説

司会の谷原章介さんは「大谷さんがどういう認識を持っていたかという、そこのポイントだと思いますけど。橋下さん現地のメディアの報道が若干変わってきましたけど、どう思われますか?」と質問。

橋下さんは「やっぱりアメリカにおいては、然るべき立場の人はしっかりした対応をしないといけないというのは、これはもうアメリカの社会では確立していますし。もうひとつは法律の世界では、『隠したとか、正直に話していない、場合によっては事実と違うことを言った』というのは、違法賭博以上に非難の対象になりますから…」と解説しています。


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■「正直に話してもらいたいですよね」と提言

さらに橋下さんは、「ちょっとこの発言がね、変性しているというのは、僕も『大丈夫かなぁ』という思いはあるんですが、明日、事実と多少違っているところがあったのだったら、隠すとか不誠実な対応だけはやめて正直に話してもらいたいですよね」と提言しています。

対する谷原さんは、「今のところ、変わっているのは水原さんの発言であって、大谷さんはひとことも話していませんから、彼がひとこと目に話す内容っていうのが、水原さんが最初に言ったことと、次に撤回したことと、どちら側の話をするのか、注目ですけれど」と持論をのべています。


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■「お金を1人の人間に任せる」危険性

橋下さんは、「日本てね、説明責任、という言葉をみんなが言うんだけど、国会でやっているような制限審議のね、あんなことをアメリカでやったらえらいことになるんですよ。日本ではあれで通っていたりするじゃないですか」と国会を例にとって分析。

続けて、「大金を動かすときに、確かに知っていたかどうかということはポイントにはなるんですけど、あれだけのお金ですから『これは一体何のお金なの?』という『確認』ということも、ここも絶対問われると思うんですよ」と考察し、個人間の関係性の中で「お金を1人の人間に任せる」危険性についても忠言しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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