谷原章介、岡山県が”同窓会に補助金”に私見 「一番の少子化対策は僕は…」
岡山県が打ち出した「同窓会などの開催に補助金を出す」という少子化対策が話題に。スタジオでも賛否両論の意見が。
20日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、岡山県のユニークな少子化対策について取り上げ。
同窓会にかかる経費を補助することで出会いの場を作ろうという画期的な取り組みに対し、司会の谷原章介さんはやや懐疑的な見解を示しました。
■同窓会などの開催に補助金が
岡山県知事は、若者が結婚を意識するきっかけとして「同窓会はすごくいい」とのべ、出会いや結婚・出産を促進するために「同窓会などの開催に補助金を出す」制作を打ち出しています。
具体的には年齢制限をもうけて30代程度までをターゲットとして支援していく方向で、若者が結婚や子育てを考えるきっかけを作る目的で、同窓会の開催経費を補助する市町村に補助金を出していくと発表しています。
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■「逆に不倫が増える」との声も
東京で若者を取材したところ、「岡山県やるね」「きっかけづくりにはいいんじゃないかと思います」など肯定的な見方がある一方で、「逆に不倫とかが増えるんじゃないか」「直接的に少子化には関係ない」という否定的な意見も。
また同窓会で「ふるさと回帰、Uターン」のきっかけになるのではないかという期待も込められており、ネット上でも賛否両論の声が見られます。
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■支援されて子供を作りたい人は少ない?
スタジオには「アリ」「ナシ」という札が用意され、スタジオメンバーはそれぞれどちらかの札をあげていましたが、谷原さんは「どちらでもないかな?」とクルクル回して熟考。
今回の政策は少子化対策で子育て支援ではないとしながら、「少子化対策で、支援されて子供を作りたいっていう人はあまりいないと思うんですよ。自分の給料で、子供が欲しいと。尊厳の部分にかかってくると思うので。ずっと支援がされ続けるわけじゃないじゃないですか?」と、持論をのべています。
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■一番の対策は「給料を上げること」
さらに谷原さんは、「一番の少子化対策は僕は給料を上げることだと思っているんで。きっかけづくりも大事だとは思うけれど、アリかナシかでいうと微妙…」と訴えています。
一方で、タレントの矢沢心さんは東京と地方では人口や出会いの場の数に差があると話し、「地方で出会いだったりとか、戻って来るとか、そういうことにつながる、そこから子供がたくさん増えて地元に還元するだとかを考えると、あってもいいんじゃないかなと思います」と肯定的なコメントをしていました。
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(文/fumumu編集部・星子)